天才・大谷翔平が、この春メジャーリーグで躍動しています。
春のオープン戦、3月24日時点で驚異の打率.600で首位打者。
本塁打も10試合で4本、最長飛距離は140m以上。
大谷選手ほど飛距離出る人、メジャーリーグでもあんまりいません。
そして大谷選手といえば、何といっても打者と投手の二刀流。
投手としては、投げては最速164キロを計測。
これまでに8回を投げて奪った三振の数は14個。
164キロ出す人も8回で14個三振とる人も、あんまりいません。
投打にわたって活躍を続けている大谷選手。
そんな大谷選手の影響は、メジャーリーグの野球ルールにまで波及しています。
2020年から新設された「二刀流枠」。
これは完全に、大谷選手の出現によって作られたルールです。
このルールはすごく簡単に言えば
「二刀流選手は投手としてケガで登録抹消になっても、野手として試合に出ていいよ」
というものです。
二刀流選手じゃない投手は、それが出来ません。
新しいルールまで作っちゃう大谷選手って、ほんとに凄い。
でも俺はこの「二刀流枠」ルール、まだちょっと追加して欲しい点があるんです。
それは
「二刀流選手はDH(指名打者)として試合に出場しながら、投げることが出来る」
ようにして欲しいということ。
DHとは、本来投手が担うべき打撃を攻撃専門の選手が代行するシステムです。
これは元々、試合をよりエキサイティングにするために作られました。
投手って普通は打撃が弱いものですからね。
でも大谷選手の場合はその逆。
自分で投げる試合でも、自分で打った方が攻撃力が上がる。
なのに、現行のシステムでは、自分で投げながらDHに入ることはできない。
これって、DHの役割として本末転倒になっていると思うんです。
大谷選手が出現するまではそんなことはなかったんですけどね。
でも大谷選手が出現した今、そうなっている。
そしてこのDH制度の盲点が、二刀流選手の活躍の幅さえも狭めてしまっているのです。
この問題点については、いずれ他の誰かも気付き、議論されると思います。
でも、覚えておいてください。
この問題点を最も早く見つけたのは、俺だと!
「二刀流選手はDH(指名打者)として試合に出場しながら、投げることが出来る」
こういうルールにすべきだと最初に提唱したのは、この俺、dran-dranだと!!!
さて。
二刀流の台頭は、麻雀にもあります。
それは、下のような手牌。
ドラ
役牌のが対子になっている、二向聴の手牌です。
あんまり打点もなさそうだし、をポンして軽く和了たい人が多いかもですね。
そういう時に、昔はからしか鳴かないというのが一般的な打ち筋でした。
しかし今ではペンを先に鳴きたいという人がかなり多い。
なんならの両面からも鳴くよって人もいます。
昔は「ペンなんか先に鳴いたら
が一生出てこない」という考え方が主流でした。
今では「が鳴けた時に、和了りやすい形にまで進めておく」といった感じですね。
打ち手のスピード感が上がったためです。
その他にも
「ペンを先に処理しても、
2枚は緊急時に守備駒にも使える」
「真ん中の待ちを処理しておけば、端牌
も安全牌候補になりやすい」
「ペンを先に処理して
が出なくなっても、他者の手牌進行が遅れればOK」
というような考え方があります。
攻め駒としてだけでなく、攻めと受けの二刀流としての対子。
その使い方も、時代とともに少しずつ変化してきたようです。
でも、以外は鳴かないという打ち方にだって、今でもメリットはあります。
すらも鳴かないという打ち方だって、全然アリです。
どう打つのが常に正しいということではなくて、全ては状況次第って感じですね。
状況に応じた守備と攻撃の二刀のバランスをうまく取れる人が、強いのかなと思います。