先日、「ノーレート麻雀が好き」という記事を書いた。
その中で、家の近くのニューロン麻雀スクールに顔を出していると書いたが、成績について言うと結構勝っている。かなり勝っていると言っていいだろう。
勝っていること自体は素晴らしい。が、勝っているから万々歳かと言うとそうでもない。ニューロン麻雀スクールはあくまで健康麻雀の場である。和気あいあいとした対局を目的としたおじいちゃんおばあちゃんが大半を占めている。そんな中でまだ青さの残る俺が無双の強さを示すことの意味ってほんと全くと言っていいほど無い。だから俺も別に勝たなくていいんだけど、手を抜いて打つほどつまらないことはないのでそれなりに真剣に打つ。9割くらいの力で。そして勝つ。それが2,3半荘続くともうすごく申し訳ない気持ちになる。おじいちゃんおばあちゃん相手にゴリラみたいにマウントとりまくってごめんなさいって思う。まあ中にはガチの熱い勝負を望んでる人もいるけれど。そういう人に対してはあまり申し訳ないとは思わないけれど。
とにもかくにも俺は心が弱いので、勝ったら勝ったで苦しい気持ちになってしまうのでせいぜい4半荘くらいしか打たない。こいつもう十分勝っただろ早く帰れよって思われる前に帰る。そしてほとぼりが冷めるまでしばらくは行かない。その結果、結局俺はあんまりニューロン麻雀スクールには行けないのだ。
でもでも、やっぱり麻雀はノーレートがいい。どうにかならんものか。そうだ、他のノーレート麻雀の場にもテリトリーを拡げよう。というわけで、都内某所にあるプロ団体μの麻将道場本部で開催されている健康麻将に行ってみた。
ちょうど東京都内のコロナ騒動が落ち着いた6月下旬。プロ団体のまさにお膝元で開催されているんだからきっと精鋭ぞろいに違いない、そう思ってビクビクしながら参加した。結果、4戦打って4トップ。うう、ここもダメだ。やっぱり最後はいたたまれなくって、次に来た時にはもっと手を抜こうと思いながら帰った。
結局、ネット麻雀が俺には一番いいのかもしれないなあと今は思っている。ネット麻雀だと勝ってもそんなには疎まれないし、相手の顔も知らないから対人関係のストレスもほとんどない。まあネット麻雀でも対人的なストレス抱えてる人は抱えてるけれど。あと、健康麻雀で勝つと疎まれるというのは完全に俺の思い込みなのかもしれないけれど。
コロナ騒動も落ち着いたり再燃したりを繰り返しているし、やっぱりしばらくは家でおとなしくネット麻雀でもしていようかな。