ネット麻雀は、何気に20年近くやっています。
ネット麻雀の始祖たる「東風荘」から始まり、その亜種みたいな「南風荘」、ハンゲームコンテンツの「麻雀4」、今もっとも熱い麻雀サイトであると思われる「天鳳」、そして最近は「PIGG麻雀」で主に遊んでいます。
他にもなんかちょこちょこと手を出したけれど、主には上の5種かなあ。
今俺が所属しているPIGG麻雀のコミュニティで、今度他コミュニティとの対抗戦をするそうです。コミュニティ同士の対抗戦というのも過去に別の麻雀サイトで何度か経験してきていますが、自軍の勝利を目指して戦うというのは連帯感なども生まれ非常に楽しいもので、場合によっては相手方の選手とも打ち解けることが出来て世界が広がったりしました。対戦はチーム戦(2対2で同卓)がノーマルな形式で、リーグ戦だったりトーナメント戦だったりはしますが、基本的には自身の勝利よりもチームの勝利を目指すことが目標となります。といってもほとんどの部分では自分自身が勝つように打たないと、チームだって負けちゃいますけどね。
というのがこれまでの経験ですが、どうやら今回は今までとちょっと違ってくるみたいです。相手方のコミュニティのオーナーが先述したようなチーム戦を希望しているの対し、俺の所属しているコミュニティのオーナーは2対2のチーム戦ではなく個々の力の比べ合いによる対戦を望んでいます。つまり、2対2の対戦形式ではあるものの、わざと個人を捨ててチームへの利のみを追った打ち方などをしない、個人が勝つことだけを目指す形の勝負です。折り合いつくのかな?
俺はどっちでも構わないのですが、2体2で同卓する形式の対抗戦において、純粋な個人戦というのは、その前提を達成するためのルールの構築がとても難しいと思います。「個々の力勝負を!」とはいえ、最終的にはどっちのコミュニティが強かったかという結論を出すと思うので、そうであるなら自分に勝ちの目がなくなったり打牌判断の難しい局面では自軍選手に利する牌を打ち出しておこうと思うのが普通の心情というか、理に適った選択だと思います。
まあでも、経験則上ではそこまで心配しなくても実際はみんな自分が勝つように好き勝手に打つパターンが多いですけれどね。それに何も考えていなくても特定個人に利する打牌が出てしまうのが麻雀なので、あまりナーバスになりすぎると必要以上にギスギスしてつまらないかもしれません。
対戦形式としてはA軍・B軍・将軍の3軍に分かれて対戦するようです。これは俺のアイディアではありませんが、個々の力勝負を競うための設定として、ウマ・オカを無くすという意見がありました。味方同士で協力するメリットがやや薄れますので、良いと思います。また双方の折衷案として、双方で提案したルールを両方とも採用し、1回ずつ勝負するという意見もありました。これも良いと思います。
俺のほうで思いつくアイディアとしては
① A軍は先方の提案ルールで、B軍はこちらの提案ルールで、将軍は双方のルールで1戦ずつ行う。
② A軍・B軍などを無くし、ウマ・オカ無しの設定で、1・2位が勝ち上がりのトーナメント戦。
③ A軍・B軍だけにして、双方のA軍・B軍による四軍戦で、互いに自身の軍の勝利を目指し戦うことを宣誓し行う。
といったところでしょうか。大した名案ではないですね。しかし何れにしても「個々の力勝負」のほうについては性善説に基づく部分は無くし切れないですし、対抗戦とはいえ交流の場でもあると思うから、勝敗以外にも大切なものを得たいかなとも思います。個人的にはね。ま、個々の思想の問題ではありますけれど。
