父への強烈な恨み、その感情を抱く姉は結婚生活においても夫と上手くいかず離婚。
私なりに何故そこまで親を恨むのか考えてみた。
親とは、幼い子供にとって完璧な人に思える事が多く、弱い自分を常に守り抜いてくれる存在。
私は中学生くらいになって、自分が成長してきた頃、母が病気になり、その完璧さから人間らしさが垣間見れた時、親とて人間と思えるように成長し、親の弱さを受け入れられるようになった。
でも、姉は末期の癌で苦しみ弱音を吐く母に、何故母親なら最後まで子供にとって母でいてくれないのかと怒り、母を悲しませた。
父に対しても親ならば、娘が結婚に失敗し苦しんでいたら助けてくれてもいいではないか、そういう考えが根底にある言動をする。
結局姉は親への幻想(親は完璧)を捨てきれないまま成長したのではないかと思う。
「親を知る」
つまり、親とて人間。
そう思えるのかということ。
簡単にいえば、姉は親離れできず、愛情が憎しみに変わったのではないかと思う。
とはいえ、そのようにしかなれなかった姉もある意味悲劇。
幾度となく助言をしてきたけれど、長女であるという立場へのプライドや誇りはあるのか、妹の私の考えは受け入れられないのです。
わがままで泣き虫だった自分の妹の助言など聞き入れるわけもないのです。
悲劇は悲劇を生む
つづく…
