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海外育ちの帰国子女なのに、国立大学受験を頑張った兄ちゃんと、海外育ちの帰国子女が日本の中高一貫に入学してからインターナショナルに転校した次男くんを育てる、アラフィフ母ちゃんの熱く楽しい子育て記録とアラフィフ波乱万丈、夫婦の人生珍道中のブログです。
病気が発覚した時1番頭に浮かんだ言葉は「どうしよう」そして家族に言いたかった言葉が「ごめんなさい」だった。
妻であり、母である自分が病気になっては、今までのように家族を支えていく事ができないかもしれない。
それが1番辛くて、1番望まない事。
人間には承認欲求ってヤツがあるからなんでしょうかね。
社会的欲求として自分が必要とされていたい、役に立って生きていたい、もう随分と前から、私にとって家族の為に生きることが自分の人生になってしまっていました。
息子たちの受験期の自分といえば、巷でよく聞く「受験は母親次第」そんな考えを自分に課して、息子たちの受験に奔走し、合格を見た時はまるで自分が勝ち取ったように歓喜し、自分が頑張れば家族を幸せにできる。それくらいの気持ちで突っ走ってきたように思います。
なんと傲慢だったことでしょう。
受験自体は本当に甘いものではないと思うので、そのやり方が間違えていたとは思っていないのですが、この病が私に伝えてきたことは、
ステージを変えて、自分を大切にする事を学びなさいと言っているように感じました。
自分の人生ってなんなんだろう。
子供達は春からそれぞれの学校に通い始め、少し緊張しつつも、新しい生活のリズムを作りつつあります。
もう、この先我が家には受験というハードルはなくなりました。(次男は大学附属の為)
息子たちは信じていてやればもう大丈夫かなと思います。
私の人生にイエローカードを突きつけてきた腫瘍ちゃん。
気づきをありがとう。
おざなりにし続けてきた自分自身に向き合って、これから家族に心配や迷惑をかけてしまったとしても、情けない自分を受け入れて生きていく事、アラフィフ人生新たな生き方模索中です。