dramatist harem

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かつて見た極楽浄土と太平天国のはざまにある、楽園の名残り。

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今朝、だらだらとTwitterのTLを見ていたらこんな話題が。

「第18回スクエニ マンガ大賞」盗用問題でスピリッツ編集部の人のボヤき
http://togetter.com/li/161839
盗作問題とコンクールとは永遠のイタチごっこ。盗作なんていけませんよ、という子供でも分かる道理だが・・・。

今、プロとして活躍している人達にはほとんど起こりえない現象ではないだろうか(一応ほとんどと言っておこう)。なぜプロにはあまり発生しないのか?著作権でお互いの権利が守られることによりお互いの利益が確保され保証されているから。

盗作問題が持ち上がるのは、アマからプロへの移行段階において頻発するのだ。

上のボヤきの主因は、編集者たちが、盗作を見抜く選考眼をいかに備えるか?という問題。
実際のところ、クロであろう作品が受賞したらどこかで誰かが気づくので自浄行為は機能していると思っていいのではないか。誰も気づかなかったら、シロ認定とする。
不十分かな?
でもさ、過去の人類が創作した古今東西の全ての作品を確認する、という行為自体不可能なんだから、それをちゃんとやれ、なんて単なる無茶ぶりでしょ。
選考を担当する編集者の内部のチェック機能として働いていないことに問題があるとは言えるかもだが・・・。
まあ現実問題、無理でしょうね(笑)。
いや、新人発掘が目的のコンクールなんて雑誌編集やテレビ局の制作者にとっては通常業務の片手間に行うことであり本業ではない。そんなついでにやってる仕事に優秀な人材を割くことなどできるわけないやろがドアホ!で終わりでしょ。
ただ、同じマンガ編集者が別のマンガからの盗作を見抜けないのは、やはりちょっといかがなものか、とは思うね。勉強不足と責められてもしょうがない。マンガ文化の多様化した昨今においても、ねえ。
せめて、受賞作品が確定したら、他の編集者もあらすじくらいは目を通して不正が発覚しやすい環境を整備しておいてほしい。

ありえない話だが、仮に盗作がもっと頻発して事件が常態化してしまったら・・・。
賞の開催自体をとりやめましょうよ、って話にもなりかねない。
それで一番被害を被るのは、実は挑戦する立場の我々だ。
本来プロになるための登竜門としてのコンクールがあるのに、そのチャンスを潰すような事態にだけはなってほしくない。

選考される側、挑戦者達に、落ち度はないか?
それはもう、応募者達のモラルを信用するしかないのだが・・・。

脚本家も今は、コンクールというフィルタを透過し突き抜けることでプロへの道をつかむ。
シナリオスクールの講師が言っていたんだけど、
「盗作なんてしても、自分が楽しくないでしょ?」
これに尽きるよ。何のために書いてるの?って話。
自分が創作した作品を、みんなに見てもらいたいからでしょ、ってこと。

まずは乾杯。
今回も無事完成させられたことに対して。
結果はどうあれ、充実感と共に執筆を終えられたことに対して。



今回の反省点
プリンタのインク交換が途中で必要になった。
いくら書き終えても、印刷できないのではしょうがない。
インク切れなどというしょうもない理由で挑戦すらできないのでは、コンクーラー(挑戦者)の恥さらしだ。
ま、今回は数カ月前に全色セットを購入しており、まだ交換していなかった色が今回ちょうど切れただけのことだ。
しかし、交換インクがなかったらその時点でアウト。
ほぼ毎回のように発生しているため、常に備えが必要だ。

用紙切れは今回はなし。

ここんとこ、コンクール作を完成させるギリギリの時点で買出しに走るケースが繰り返し発生しており、紙が切れた、インクがなくなったと大騒ぎになっていた。
次回のコンクールに備えて、とりあえずインクは買い増しするか・・・だが今は各色ともほぼ満タンであり、あまり早く買ってもな~、と思っているとまたやらかしてしまいそうなので、要検討。


執筆のスタイルは人それぞれで、自分はかなり特殊かもしれない。
何度も失敗を重ね、結果として行き着いた方法。

まず、キャラクターを煮詰める。徹底的に、主人公を作り込む。
これができないと一歩も先には進まない。いや、進めない。
相手役にはどんな人物をぶつけるか。

それと、意外に重要なのは、3番目に位置する人物。
以下、登場する全員を配置する。
キャラクター像ができたら、次は世界を作る。
どんな舞台で活躍させるか。ごく普通の世界か、特殊な世界か。

そして三番目に、構成。
このあたりはまだおぼろげにしか見えていない。
これくらいまで到達したら、いよいよ執筆にとりかかる。

あまりかっちりと決めているわけじゃない。
ガチガチに決めてしまうと臨機応変に進めないので、自由度を犠牲にしない程度に煮詰める。

まあ、書き方は本当にその人のやりやすい方法がいいんじゃないかな。


はぁ~、ビールがうまい!(笑)