ドラマセラピストの中野左知子です。
ドラマセラピーって何ですか?
よく言われる質問です。
一体今までに何度この言葉を説明したことでしょう。
今も、このドラマセラピーのパイオニアのひとりとして、
開拓作業は続いています。
今日、久しぶりにドラマセラピーをググってみました。
おおお

ドラマセラピーって言葉で
こんなにもたくさんヒットするようになったんだ!
びっくりしました。
今はこんなにも知っている人が出てきたんだなあ。
と少し感動。
イギリスに留学中、まだ20世紀だった頃、
大学には「ドラマセラピー」の授業があったものの、
当時は、自分自身がパフォーマンスをやっていくことに
興味があったので、一度も受けたことはありませんでした。

留学していたイギリスの大学

この建物は大学の事務もありますが、ほとんどの部屋が学生寮なんですよ
大学を卒業後、帰国して、演劇活動をしながら、
OL生活をしていました。
そのときから、原因不明の両足の激痛が始まりました。
痛み止めも効かず、
その痛み止めのせいで、胃痛にも悩むようになりました。
やりたいことがあるようで、
でもそれが何かはっきりしていなくて、
どうしても前に進めない感じ、
でも今やっていることは、
多分私の道ではない。
そういうのが、私にはすごいストレスだったのでしょう。
自律神経失調症になっていました。
自分の身体はどうなってしまうんだろう?
もうパフォーマンス活動もできなくなるのかも?
そんな不安の中で、
私が考えて考えて
もう、とにかくとことん考えていたとき。
大学の時にスルーしてしまった「ドラマセラピー」という言葉が
ぴかーっ
と頭の中で光りました。私がパフォーマンスにこだわったのも
「癒しの芸術としての演劇」を
見つけたかったから。
それなら、まさにその癒しを行う演劇という
場所から見つける方がいいのでは!?
そんな風に考えて
ドラマセラピストになると決意して
幕を開けた21世紀。
それから留学の準備を始めました。
奨学金の試験受けたり、
自分に足りない心理学の勉強を放送大学で始めたり。
あの当時、ドラマセラピーなんて、
周りの人は誰も知らなかったし、
日本語の情報なんてひとつも手に入れられませんでした。
そして、英語の情報だけを頼りに渡米。

アメリカの大学院の入り口、イギリスの大学とは違って小さいビル。
2002年のニューメキシコ州で開かれた
北米ドラマセラピー協会の学会で、
まさか他にもふたりも日本人に出会えるなんて思いもしなかった。
井口雅子さんと根岸理恵さん。
今でも日本にはドラマセラピストは4人しかいないのですが、
そのうちの3人が、同時期に、アメリカで学んでいたなんて、
ちょっとすごくないですか?
その後私たちは一緒に研究所をたちあげて、
小さな力だけれど、
毎年フェスティバルやワークショップをやっています。
サンフランシスコの学校を卒業し、
現地で一度就職。
その途中で一旦帰国した時に、
日本で最初にドラマセラピストになった尾上明代さんに
初めてお会いしました。
その後、アメリカでの仕事をやめ、
本格的に日本での活動を開始したのが2005年。
それからは途中ポーランドにも行きましたが、
ずっと日本でドラマセラピーを続けています。
今年は特に治療的なドラマセラピーをもっともっと
やって行く予定です。
それから、もちろん、恋愛ドラマセラピーも。
でもまだしばらくは、
ドラマセラピーって何?
の質問に答える日々が続くのでしょうね。。。
もっと認知度があがるといいな。
また3年後にでもググってみましょう。