良本だったので2週目読んでみました。

●トラウマは存在しない

自分もそうだが、今自分が抱いている劣等感、もしくは優越感は過去の経験によるものが大きいとされている。
でも実際は、過去の経験を自分がどう意味づけ(解釈)しているかが重要なのである。と書いてあった。

う~ん その通りですアドラー先生参りました。

自分もいくつかあるぞ~
・子供のころ、親が服など全部選んでしまったから優柔不断なんだ。
・父親がえばり散らす人だから、争いごとを避け、声を荒げる人が苦手。
・仕事で活躍した経験がないから、不器用
・人によって傷つけられた経験があるから、嫌われるのが怖い
etc・・・

これらの解釈を書き換えるとしたら何だろう?
・親が全部選んでくれたから、これからもパートナーに頼ろう(笑)
・親がえばり散らす人だったから、正しく対人関係に効果的なコミュニケーションを学び行うようになった。ありがとう。
・人が絡む仕事は、経験を積めばできるようになる。問題解決の糸口がわかるので人の配置などにむいている。
・傷ついた経験が、人の感情を読み取り、その根底の目的を理解する人間となった。

ふ~、なかなか手ごわい、書き換えたとしても自分の芯にしっかり落ちていないとダメなんだろうな~

●人は怒りをねつ造する
大声を出して怒る人の目的とは

大声を出して、相手を屈服させて自分のいうことを聞かせたかった、相手をコントロールしたかった。
そのための手段として怒りという感情を作り出した。とある。

ただ、どうして、自分の言うことを聞かせたいのだろうか?相手を屈服させたいのだろうか?
やはりそれは、自分にとって腹の立つことをされたから?
いや、腹の立つことを継続的にされていて、いますぐやめてほしいから。

そして、一時的なやめてほしいことを怒りを使わずに解決することはできる、悲しいから辞めてほしいと伝える。
傷ついたから、謝ってほしいと伝える。今後気を付けてほしいと伝える。

1・どすっ(ぶつかった)
2・おい兄ちゃん、どこ見て歩いてんだ。(目的:屈服させること)
2・すいません、もしよろしければ、ぶつかられていたかったので、よろしければ謝罪を入れていただけると、僕の心が安らぐのですが。(目的:謝罪による心の平安)

↑こんな感じかな?

●なぜ自分の事が嫌いなのか?

自分の事を好きにならないでおこうと決心しているから。

何のために?

あなたの目的は、「他者との関係の中で傷つかないこと」です。

はい、その通りです。
なので、初対面の人との交流をさけたり、傷つきそうな場所へ行くことを恐れます。
良く怒鳴ったり批判する人とはよけいにその傾向があります。

なるほど、そこで、嫌われる勇気が必要なのですね先生。