
錦織圭選手の決勝戦を前にもりあがってますかー?
試合が行われるのは、
USTA ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター
ここは、ニューヨーク郊外のフラッシングメドウズという場所にありまして。
中心部から地下鉄で行くと、30分ぐらいかな?
地下鉄だったはずなのに、到着してみるとホームは地上に!
(行ったのはずいぶんと昔のことなので今は違うかもしれないけど)
駅をはさんで、こっちがテニスセンターなら、
あっちはニューヨーク・メッツの本拠地。シェア・スタジアム。
特定の日に、めっちゃ混む駅・・・という感じ。
(日本だったらどこ? 新横浜とか?)

センターコートは、現在、
アーサー・アッシュ・スタジアムと呼ばれています。
(錦織選手もここで決勝戦します!)
1997年に完成。収容人員は2万5千人以上!
世界最大規模のテニスコートです。
下の写真は、それができる前のセンターコート。
ルイ・アームストロング・スタジアム。

アメリカは、偉人をたたえるために、スタジアムに名前を付けますね。
ルイ・アームストロングは、『What a Wonderful World』
という曲が有名な、ジャズミュージシャン。
もともとこの場所は、1964年に行われたニューヨーク万博会場で、
このスタジアムはコンサートホールだったらしい。
で、1971年に、ルイ・アームストロングが亡くなると、
「ルイ・アームストロング・スタジアム」と名付けられたのです。
(下の地球儀は万博会場の名残)

その後、1977年。
フォレスト・ヒルズのテニスコートが手狭になった全米テニス協会
( USTA )が、
この万博会場の跡地にテニスセンターを移し、
ルイ・アームストロング・スタジアムは改築されて、
センターコートになりました。
テニスコートなのに、ミュージシャンの名前がついていたのは
そういう訳。
その後、隣りに新しいテニスコートを建設。
これが、1997年に完成した アーサー・アッシュ・スタジアム!
アーサー・アッシュは、アメリカ、バージニア州出身の黒人テニス選手。
1968年の全米オープン、
1970年全豪オープン、
1975年のウィンブルドンで優勝しています。
(1983年にヤニック・ノアが全仏オープンで優勝するまで、黒人選手で唯一の優勝者)
惜しくも1993年、49歳でなくなり、その偉業をたたえて、
新しいスタジアムに名前が残りました。
そして、このスタジアムが建っている テニスセンターの正式名称は、
USTA ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター
ビリー・ジーン・キングは、「キング夫人」と呼ばれた女子テニス選手。
(マイケル・ジャクソンの歌とは全然、関係がありません)
彼女がテニスプレーヤーとして活躍し始めた頃は、まだプロ組織がなく、
全米オープン、全英オープンというように、オープン化されてなく、
優勝回数も、今のシステムに照らし合わせると、ちょっと違うのかもしれないけど、
グランドスラム達成のすごい人であることには変わりないと私は思います。
女子テニス協会を設立し、女子テニス界だけでなく、
女性のプロスポーツ界にも多大なる影響を与えた人物。すごい人なのです。
そういう歴史のあるところで、錦織選手の決勝戦が行われる!と思うと
わくわくしますね。
チャンピオンとして、名前が刻まれることを祈っています。
