24日(月)
朝7時、マルタ通りでイゲラ村に行ってくれるタクシーを探す。祝日(サンタクルスの日)のせいか台数が少ない。周辺をウロウロしているとタクシーに「イゲラ」と声をかけられる。250Bsで行ってくれるというので、 お願いすることに。
バジェグランデからイゲラ村までは約60キロ。しかし、道が未舗装のため通常は3時間近くかかるらしい。
途中、プカラという町を通り、砂ぼこりが舞う中をひたすら走る。
運転が上手なドライバーだったのでイゲラ村まで2時間で到着。
La Higuera(ラ・イゲラ)とはスペイン語で「イチジク」の意味。
小さな村のあちこちにゲバラがいる。
何度か塗り替えられているゲバラ全身像。今は金色。
ゲバラ像の前で合掌。
ゲバラがボリビア政府軍に捉えられ、収容された小学校。現在は博物館となっている。
捉えられ、小学校へ連行された時のゲバラの写真。
実際に射殺された場所。(小学校の中)
ボリビアの引退試合で来たTシャツにメッセージを書く。
許可をもらって小学校の中に置かせてもらいました。
ゲバラと共にディック東郷の魂もこの小学校の中に。
いろんな事を思い、いろんな事を考えさせられたイゲラ村の旅…これで、本当に俺の旅が終わった。
ゲバラが成し得なかったボリビア革命を、自分はプロレスで成し遂げたと、胸を張って日本に帰りたいと思う。
そして、帰国の日も決まりました。
偶然にもゲバラの命日です。