イゲラ村の旅~その4~ | Backpacking wrestler ディック東郷の『東郷見聞録』

Backpacking wrestler ディック東郷の『東郷見聞録』

2011年8月1日に日本をスタート。オーストラリア、ヨーロッパ、中南米の順にプロレスをしながら世界を旅する。2012年9月9日に念願のボリビアで引退試合を行うことに成功。
2014年4月からベトナムのダナンに移住。新たな夢の実現へ向けて奔走中!

24日(月)
朝7時、マルタ通りでイゲラ村に行ってくれるタクシーを探す。祝日(サンタクルスの日)のせいか台数が少ない。周辺をウロウロしているとタクシーに「イゲラ」と声をかけられる。250Bsで行ってくれるというので、 お願いすることに。

バジェグランデからイゲラ村までは約60キロ。しかし、道が未舗装のため通常は3時間近くかかるらしい。

途中、プカラという町を通り、砂ぼこりが舞う中をひたすら走る。


運転が上手なドライバーだったのでイゲラ村まで2時間で到着。

La Higuera(ラ・イゲラ)とはスペイン語で「イチジク」の意味。


小さな村のあちこちにゲバラがいる。


何度か塗り替えられているゲバラ全身像。今は金色。


ゲバラ像の前で合掌。


ゲバラがボリビア政府軍に捉えられ、収容された小学校。現在は博物館となっている。


捉えられ、小学校へ連行された時のゲバラの写真。


実際に射殺された場所。(小学校の中)


ボリビアの引退試合で来たTシャツにメッセージを書く。


許可をもらって小学校の中に置かせてもらいました。


ゲバラと共にディック東郷の魂もこの小学校の中に。

いろんな事を思い、いろんな事を考えさせられたイゲラ村の旅…これで、本当に俺の旅が終わった。

ゲバラが成し得なかったボリビア革命を、自分はプロレスで成し遂げたと、胸を張って日本に帰りたいと思う。

そして、帰国の日も決まりました。

偶然にもゲバラの命日です。