先日、久しぶりに劇団員が集まって稽古をしました。これからは週三回くらいのペースで稽古して、本番に向かっていきます。あと二ヶ月。どうなることやらまだはっきりとは見えません。
震災・津波・原発事故。あまりに大きすぎる事柄が起きてしまいました。「しかし、我々の表現としたいことと、それは関係ない」と言ってしまえれば、逆に楽なんでしょうが、そうもいきません。図らずとも、「何故今演劇をやるのか」ということを考えずにはいられない世の中になりました。そしてそれは、もちろん観客目線での「何故今演劇を見るのか」ということに繋がってきます。
何が求められるのか、今はまだわかりません。しかし確実にわかるのは、「中途半端」や「自己満足」は淘汰されていくだろう、ということです。だからこそ、より良く、深く、真剣に。
僕らが旗揚げ公演を打つ日を迎える六月上旬。果たしてこの国はどんな世間になっているのか。わかりませんが、僕らは僕らがきれいだと思う花火を打ち上げます。どうぞ、ご覧くださいませ。
市川