劇団ままごと
「朝がある 弾き語りTOUR」
作・演出 柴幸男
主演 大石将弘
@桜美林大学・プルヌスホール
※柴氏によるアフタートークあり、展示会
この作品は昨年、三鷹で見ている。今回は少々リニューアルを加え、演目どおり、柴氏が弾いて、大石氏がシーン毎に語る。基本的なものは、昨年度と変わらない。
しかし、最大に違うのは装置である。前作では湾曲掛かったパネルに対し、今作ではホリ幕。実はこのパネルには仕掛けがたくさんあってそれも見応えのうちのひとつなのである。今回は会場とコンセプトの制限もあったのだろうけど、個人的にその点においては、前作が好みだ。フロアーも白にしてほしかった。
構成では約20分毎くらいに語りが入り、前作より理解しやすいが、その語りがどうしても説明的に思えてしまって、私としては前作のほうが、客にすべてを委ねられている感じがとても心地よかった。
役者の大石氏は前作では体調を崩されとても辛そうに演じていたが、今回はそれに稽古量もプラスされ体調もよく、演技にも余裕が見えてよかった。大石氏の持つ声の魅力、身体表現には脱帽。とても良い役者だ。
今回は柴氏による演奏も加わり、これも見る価値あり。また「~がある」という無いものを存在させる演出はとても興味深かった。また、何もないところでも芝居を成立させることができることを証明してくれた、そんな作品だった。
展示会も魅力的だったし、開演前後にはギャラリーに柴氏がいらして、運よく話をすることができた。かしゅーで「あゆみ短編」をやらせていただいた話なども挨拶がてらすることができた。
2500円のチケット代で、盛りだくさんだった。
桜美林大学・プルヌスホール
Android携帯からの投稿

