#ブラックペアン
ブラックペアンの謎がすべて明かされた。それは、驚愕の事実だった!
最終回今から観ようと思う人は、今回ブログは読まない方がいいっす。
最終回レビューで、ちょっとネタバレ的要素を。。。
ドラマの結末が、自分たち視聴者の「嬉しさ」にもつながるドラマは、ほんとに気持ちいい。
このブラックペアンが、ここまで気持ちいいとは、思いませんでした。
その中でも気持ちいいのは、キャストのセリフ(言葉)なんですね。
セリフです。(ネタバレしてますので、ご注意を)
ブラックペアンの秘密とは?
※TBSテレビ公式サイト「ブラックペアン」から参照:引用
ブラックペアンの謎がすべて明かされた時のドラマのシーンは、とても心に響きました。
渡海の父渡海一郎が、佐伯教授(内野聖陽)に宛てた手紙は、じーんと来ましたね。
ここから、名シーン、名せりふが始まります。
「我が盟友、佐伯清剛君へ
何も言わなくていい
医者は患者のことだけを考えろ
人を救え 飯沼さんを救え
君にすべてを託す 渡海一郎」
「私は、おまえの父親、渡海一郎先生に生かされたのだ。」
「すべては私の責任だ。とそう言ってくれれば、親父もあんな思いをせずに死ななくて
すんだんだ。なんで黙ってたんだよ!」
「言って、患者が助かるんならそうした!・・・・」
・・・・
「自らの腕を過信する者に、この患者は治せない。」
・・・・
「私を恨むなら恨め、殺したければ殺せ。だが、この患者だけは死んでも守る。」
・・・・
「このブラックペアンは、そのためのものだ。こいつは、私への戒めでもある。」
「我々医者は完璧ではない。その事を決して忘れず、おごることなく、日々その腕を研鑽し、本当の医療とは何かを常に問い続ける覚悟の証だ!」
・
・・・・
「ブラックペアンを使うのは、私ひとりで十分だ。ブラックペアンを使う時、それは、
私が外科医をやめる時だ。」
「私はこのために生きてきたんだ。それも、今終わる。」
「ブラックペアンを!」
「さらば!渡海一郎!」
「我々医者は完璧ではない。まだまだ我々には、出来ないことがあるんだ」
「ブラックペアンは役目を終えた・・・ 私もだ・・・ これからは・・・・」
と言って、佐伯教授は倒れる。 までの一連の言葉の数々、
なかなかの名シーンです!
そこから、最終回、怒涛の展開です!
かたや、理事長選で、日本外科ジャーナルの池永(加藤浩次)が演台で語った、
「研究を重ねるのも、腕を磨くのも、最後は人です。不完全な人が完璧を目指すからこそ、医療は成長し続ける。これが、佐伯教授の思いであり、願いなのです。」
加藤、カッコよかったすね。
手術中に、渡海(二宮)が言った、「こういう時の声届くぞ。声をかけてやれ」と、心拍停止
状態の佐伯教授(内野)に皆が、呼びかけるシーンも、なかなかじーんとくるシーンです。
そして、理事長選挙で、敗れた西崎教授(市川猿之助)が席を立ち、帰り際に言った、
「研究だよ。研究。 それが医者というものだ!」
敗れてなお、闘志を燃やす教授が、明日の医療界の進歩に向けて、敗者の弁として、
敗れてなお存在感を示す「敗者の美学」とでも、言うのでしょうか、更なる高みを目指す
西崎教授の今後のシーンにつながる名セリフでした。
そして、そして、最後
悪垂れていた、渡海(二宮)が佐伯に言った最後の言葉、
「そのままでいい、普通でいい、医者は患者のことだけ考えろ。救え、ただ人を救え。俺の尊敬する、尊敬する医者の言葉です。」
と言って、渡海(二宮)が深々と頭を下げるシーンは感動ものでした! そこで、
流れる小田和正の「この道を」 で、涙涙(^^;)
最後まで、この#ブラックペアン を観たら、「この道を」の歌詞が、
とても、しっくり入ってきました。 いいですよねえ。。。
これが、「この道を」の歌詞です。
「それでも懸命に生きていくとそう決めた
繰り返す迷いも争いも 悲しみも
全てを時に任せて選んだ道をいく
その道はどこへと繋がっていくのか
まだ見ぬその場所は どんな風が吹くんだろう
誇りと正義のために戦う自分がいるはず
晴れわたる広い空に 走ったら確かに見える
どんなに険しくても この道を信じてゆく
守るべきものそれは ただ1つ それを知った」
世良(竹内涼真)と渡海(二宮)の最後の会話で、渡海が物思いげに、
「じゃあな。お前はいい医者になれ」 と
自分を重ねながらつぶやいた言葉も
胸に響きましたね! これが、渡海の最後のセリフでした。
ドラマの最後、二宮が、「じゃま!1千万でもみ消してやるよ!」と
最後にドラマを締めくくるところは、オチとして日曜劇場考えましたね(^^♪
いい、ドラマのエンディングでした!
今回は、色々振り返りたいことあったので、セリフまで、書いちゃいました。
医療過誤は決して許さないという、ドラマでの一貫した姿勢、
最終回では、この「医療過誤」つながりで、加藤綾子が脇で活躍しますが、ちょっとここは、
演技くさかったですけど(^^;)
別にドラマだけではなくて、現実の社会でも、医療過誤には徹底した正義が必要だと
いうことを、「ブラックペアン」という過去の秘密が解き明かされるにつれ、私たちも
考えさせられる、とても意義深い「ブラックペアン=ネタ」ものでした。
医療業界や、医者に対してはこのドラマ人も色々思う所あり、特にこの最終回は
いいセリフが響いてきたので、ちょっと盛り上がって、ブログに書きました。
本当にこうやって思う医者が、皆日々研鑽の中で、患者と向き合い、真剣に命に
対して使命を燃やしてくれて、医療が進歩していってくれたらと切実に思います。
命を預かるからこそ、使命も人一倍大きい。そして、使命を持った人間は、常に謙虚で
き、行動に責任感がある。
ドラマ人は、医者ではないですが、この「使命」をしっかりもって、まだまだ残された人生
を生きていきたいと思います。
人は、みな何らかの役割を持って生まれてきています。そして、
役割に気付き、使命という形で行動できる人間は、清く美しい。
だから、みんなの人生はドラマなんです。
皆、与えられた役割を全うする為に生きているんです。
役割に気付き、ドラマは自らの意志で作っていきましょう。
すべての人生は、感動できるストーリーです。
面白いですね。「人の人生って」(^^♪
人生はドラマだ!