私が気にって部屋に置いてある絵本がります。

それがこちら、

『ちょうちょ　はやくこないかな』

とてもシンプルでありながら、

自然への愛情に満ち満ちた中身に一目惚れして購入した一冊です。

随分前から、

スケッチを趣味にしたい願望のあったので、

参考書の意味でも役立つだろうと思ったのです～

そして、数日前のことですが、

何気なく録画しておいたＮＨＫの特番で、

その絵本の作者が密着されていたのです～

絵本は気に入っても、

作者までは興味を持たかったので、本当に驚きました。

こんな偶然ってあるんですねぇ～。

その作家さんが、

こちらの、

甲斐伸枝さん。

京都嵯峨野をなわばりにして、

毎日のようにスケッチを行っているベテラン作家さんでした

同じフィールドに何十年も通い詰めて、

そこに繁茂している雑草を描き続けているんです

自生する植物を、

生涯かけて愛している方なのです

この方、とてもユニークなおばあちゃまで、

やわらかい表情がなんとも印象的ですが、

話し方にちょっとした乱暴さがあったりして、

それが彼女をチャーミングに魅せている愛すべき女性なんです～

私は、

一目見てこの人のバイタリティーにノックアウトされましたね。

とにかくマンパワーが凄いんですから～

この番組では、

長年、雑草を見つめてきたからこその金言がありました。

その言葉にも圧倒されたので、

ここで紹介しておきますね

甲斐さんは、

草が教えてくれた財産があると言うのです。

それは、

安住せよという言葉だったそうです

草は甲斐さんにこんなことを言ったんだそうです。

「自分たちは長い長い生きてきた歴史の中から、安心を知っている。

だから、あなたも細かなことでガタガタ思わず、安住せよ。

ちゃんと時間が解決するから」

雑草と共に四季を過ごし、

それを何年も何年も繰り返すことで、

これほどの学びを得たということですね。

私は、ただただ感動してしまいました～

子供の頃からスケッチを通して草を見つめ続けたからこそ、

甲斐さんに届けられた言葉なんですよね。

一年前ほどに、

ふらりと気分で購入した一冊の絵本が、

こんな感動をもたらすなんて、

ありがたいことですよねぇ～。

実は、

本日、4月6日は私の誕生日なので

これは、

甲斐さんからの私へのプレゼントかもしれませんね

馬鹿馬鹿しい話ですが、

結構真面目に、

そんなふうに思えてくるんです～～～

オーディオキネマ

代表　山中（脚本・演出）

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雑草。