『BG~身辺警護人~』(2018年1月期EX木21)の感想です。

 

今はドラマ、1クールに2個ぐらい見ています。1月クールは「BG」だけかな。その前のクールは「先に生まれただけの僕」を見ました。今日は、久々にドラマ感想として「BG」の感想を。

 

総合評価:B+

 

やや甘めの評価ですが、B+かな。

序盤は結構ダレダレで、どこがどう悪いかなんとも言えない感じでしたが、後半からは良くなったように思います。見ていて楽しかったので、B+。

 

チームの絆、チームメンバーのキャラ立ち、1話完結のわかりやすさ、ヒーロー物という意味で王道作品。シーズン2もおそらく期待できそうです。そしてこのドラマは石田ゆり子がよかった。逃げ恥以来大ブレイク中の石田ゆり子ですが、わがままな役柄だけどかわいくてきれいでよかった。キムタクとの相性も良いのでは。

 

途中、元妻役になんと山口智子が出てきましたが、山口智子、復帰直後に見たときは全然ふけていなくて変わってないと思ったけど、キムタクと山口智子が一緒の場面を見ると、「老けたな!」と思いました。プロポーズシーンとか、おじさんとおばさんが変に恋愛ごっこしていて、ライトとかも古い演出が気持ち悪いと思ってしまいましたが、しかしなんといっても、最後の方の、犯人を前にしてわざと口論を始めるシーン、あそこは良かった。山口智子はああいうシャベリが売りというか、LongVacationも29歳のクリスマスもそうだった。本音をしゃべる等身大のヒロインさが売りで、あのシーンだけは、まるで南と瀬名だったなと。ああ、今ロンバケの検索したら、二人とも若いね。山口智子きれいだったのにな、二人ともやっぱり老けたね。今のキムタクには山口智子よりも石田ゆり子の方が似合ってる気がする。

 

そしてキムタク。最近見るたびにたるんでる気がするけど、BGでは想像以上にかっこよくてビジュアルレベルは近年の中ではよかった。ただ、全身が映っているシーンとか横顔とかが映るとおじさんっぽく見える気がする。アップだとかっこいいように思う(だいぶ、生謝罪でのキムタクアレルギーが薄れてきたか)。

 

ただね、キャラ立てと演技が不十分でしたね。「武士の一分」とかでは演技ができていた気がしたけど、どうしたのか。いわゆるキムタク演技だけで、なんかね。さらに上川隆也が死ぬまでは、はっきりいって上川隆也の方がかっこよかったよ。良い年いってるのに、なんかいわゆるキムタクキャラクターだと、年とってるのに若者っぽいというか、非常識というかDQNというか、そういう感じに見えた。職人的にBGを追求するのか、上川隆也みたいなリーダータイプを目指すのかどっちかを追求しないと、なんか、DQNが粋がっていて兄貴気取りだけ的な感じに見えて、上川隆也の方が常識的でいい上司だなと思った。途中から軌道修正したようで、少しDQN感が薄れたけど、なんかね、しゃべり方をもう少し年相応にしないと厳しいかなと思った。

 

ななおは地味だった。斎藤工は与えられたポジションを大変よくこなしていた。本当はもっとかっこいいし、かっこいい役でいいと思うが。

そしてなんといってもこのドラマは実は江口洋介が主役ではないかと思う目立ち度合い。江口洋介、「オトナ女子」ではもっとビジュアルがかっこよかったと思うが、このドラマではなんかくちゃくちゃでビジュアルは悪いけど、すごくかっこよかった。あの悪者感というか、無愛想で堅物に見えつつ、最終回であの正義感!電話すぐ切っちゃうところとかもほんとかっこよかった。最終回は江口洋介が一人ですべて持っていきましたね。江口洋介、ほんと息の長い役者。30年ぐらい活躍してるね。

 

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