「とんび」(TBS日21)2話の感想です。

見ていて、うざかった。

内野自身が再婚したいくせに、子供のために再婚すると言い張って、最低な男。
あの子供は、きちんと自分の意思を言えたからいいけど、小さい子供だと、親が再婚したそうなのを察知して、親の望む回答をする子だって多いと思う。
お母さんが欲しくても、他人のお母さんはいらないと思う。
自分が新しい奥さん(子供と自分の世話をしてくれて、妻になってくれる女)がほしいだけなのに、
一体なんなんだ、と思って、見ていてむかついた。

挙句、うちのの演技がくどいし。

しかし、柄本明が、内野がさみしいだけで子供のせいにするんじゃないと言ってくれ、子供を励ましてくれ、とってもよかった。
柄本明の演技のうまさに、ほんとしみじみした。

「人気の内野、実力の今井」と言われているというのを聞いて、あんな演技がうまい内野さんよりもさらにうまい今井さんってどんだけ?って昔は思ったけど、今ならわかる。内野は華があるだけで、細かい演技はそこまでうまくない。「イリアス」で池内博之レベルだったというか、池内の方が良いところもあったぐらいだったし、平幹二朗には完全に太刀打ちできていなかった。

この「とんび」でも同じ。柄本明に太刀打ちできていないよ。柄本は本当にうまい。舞台じゃなくてTVでここまで実力差が伝わってくるってちょっとやばいと思う。しかも内野さん、一応演技派で売っているわけだし。ちょっと演技がくどすぎて、見ていて疲れるよ。

しかし、元ファンとか元ヲタって、本人に対する興味も知識もあるから、アンチ化すると本当に最悪だな、と、自分の身をもって思ったww