「泣くな、はらちゃん」4話の感想です。

相変わらず、本当に心の奥がぎゅっとなる、温かいドラマです。
本当にすてきなドラマです…。

が、今話はやや退屈だった。
退屈だなあとおもいきや、越前さん(麻生久美子)が風邪をひいてはらちゃん(長瀬智也)が看病をするところから、急に胸の奥がぎゅっとなった。

生きているといろいろあるから、つい「風邪ごときで」とか思ったりもするけど、でも大好きな人が風邪をひいたら、よくなって欲しいと思うし、自分だけが彼の悲しさ・辛さをわからないってすごく辛い。彼のことを思うとやっぱりもっともっと彼に寄り添いたいし、幸せになって欲しいと思うのだと思う。好きってそういうことなんだと思う。そういう、自分の中にもある、温かいすてきな気持ちを、見ていると思い出す。はらちゃんのあったかさ、やさしさが、自分の中にある優しい気持ちを思い起こさせてくれる。

対する、越前さんの気持よくわかる。あんなにまっすぎに愛してもらえたら、そりゃうれしい。気になってしまう。でもそれなのに、はらちゃんを気にしつつも、はらちゃんがわからず…。せっかく怖さを隠して率直な気持ちを伝えたのに、はらちゃんが「漫画の中の人物だ」と言い出し、それに対して「馬鹿にしないで!」っていう越前さんの気持ちも、とってもよくわかるよ・・・。

好きで、怖くて、でも素直に気持ちをいっても、相手にかわされたら、いやかわされたと思ったら、もうどうしたらいいかわからない。でもかわされても、やはり好きなんだ。

本当にいいドラマだ。
この温かさの中、はらちゃんは本当のことしかいっていないのに越前さんの嫌われ、その気持ちも考えるときゅーっとなる・・・

そんな中、「世界中の敵に降参します」の主題歌がかかると、もうぎゅーっとなってしまう。本当にすてきな大好きなドラマだ。
昭和風のおうちなんだけど、「最後から二番目の恋」の古民家のような昭和風のおうちなんだけど、いいね。お母さん、白石加代子かな?

そして薬師丸ひろ子が出演者の中で一番ビジュアルよし。さすがに美人。麻生久美子や「ミタ」の長女より、さすがの美人度!!