「三毛猫ホームズの推理」(2012年4月期NTV土21)の感想です。

ようやく見終わりました。

中盤ぐらいまでは、ややたるいドラマだけれども、きちんと構成が立っているし、ミステリーとして凝っているかはともかく、刑事モノにしっかり仕上がっているし、世間の思う相葉らしいキャラクターでよいなと思った。相葉のキャラがほのぼのしていて薄い役であるのを補うために&イケメン補充として、しっかりものの弟思いの兄貴(藤木正人)、抜けているそこそこキャラだちした刑事(大倉)、超美人の妹(大政絢)、脇役固め(石坂浩二、尾美としのり)と、配役が良いドラマだなと思った。そして、なんといってもインパクト大のマツコ・デラックス!

そこで、私としては4月クールはなんといっても「カエル」、次に「もう一度君にプロポーズ」だと思いましたが、一般的なおすすめとしては「ホームズ」かなと思っていたところです。

しかし、中盤以降なんかだれた。なんだかなあ。
なんかだれたね。
ちょっとというかかなり見ていて飽きてきた。特に終盤の飽きが顕著。
終盤はテンポも遅すぎたし、あとは縦軸になるドラマが弱すぎたように思う。

数字がよければ、続編も期待できただろうに残念。

しかし、嵐は、とうとう、世間が思うキャライメージにあったドラマを用意するという、本当にすごいプロモに入りましたね。

世間が思う相葉のイメージはこういうほのぼのだと思うし、
大野は「怪物くん」とか、普通のあんちゃん役をやるとDQNくさくなってふてぶてしくなるので、「魔王」や「鍵のかかった部屋」のような淡々とした役&知的な役がよいと思う。
その点、桜井はなかなか、これっていうぴったりイメージがないので、今後、開拓していったらいいと思う。
松潤は普通の人役より、少女漫画キャラがやはりお似合いだ。王道王子役が良いと思う。
二宮は普通のあんちゃん役が多いし、それも別に悪くないけど、もっとぴったりくる役どころがあるようにも思う。「ハンドク!!!」とか良くなかったっけ? 不良とかやくざ役もよいかも。