昨日のブログ"Snakes On Plane"(件の通り、この邦題が「大」嫌いなので原題で)は、「絶対見ない(?)」映画ネタでしたが、今日の、「サンキュー・スモーキング」(原題:Thank you for smoking)は、「絶対見たい映画」なのです。

理由?

個人的にタバコ業界のPR担当者の実態が結構リアルに描かれていて、アメリカの政治やエンタメ業界をかなり辛辣に風刺しているともっぱらの評判らいいので!!!

先ず喫煙について。
おいら、スモーカーです。最近は3日に1箱くらいなので結構減りました。
実は最近禁煙を考えたりもします。健康のためっていうのもあるけど、それよりもどちらかと言えば「これ以上高い税金を払いたくない!!!!」が正直な理由。
なんでこんなに税金おさめてて、その上またぼったくられて。 タバコ税控除とか年末調整であればいいのに!!!!(←ギャグっぽいけど結構「真剣」と書いて「マジ」とよむ、みたいな?)

「そんな今日この頃」なおいらに、あるきっかけで、外資系タバコメーカーのマーケ担当の話がありました。
結局お断りしたのだけれど。
タバコといえば、皆さんご存知の通り、喫煙について一番の問題は、未成年の喫煙。
そして、それを促すような「かっこいい」CM、イメージCM、TVなどでの公共性の高いメディアでのCM、PRは現在ほぼ一切ないと言ってもいい程、制限されています。
これって、商品PRとしては致命的で、この状況下で、「今喫煙している人にのみ、商品の良さをPRしてリーチを狙う」ことの難しさ!!
想像するにかなりの困難を極めていると思い、何かお手伝いが出来ればいいなぁなんて考えたりもしました。
意外かもしれないけど、タバコメーカ(企業)、特に外資系のモラルやコンプライアンスの社員レベルはすごく高いんですよ。

それに、皆さんもう気づかれてますよね、タバコの商品マーケティングのレベルの高さ。
主な媒体は雑誌だと思うのだけど、映画の1シーンのスチール写真ようなクオリティの高い撮影、モデルの洗練さ、キャッチコピーの秀逸さ。そういえば、昔のTVCMやそのCFソングがあった時代が懐かしいな~。

個人的にはメディアが規制するのはおかしくて、それぞれでの家庭や学校での教育、各個人のモラルや社会的な保護によって成り立っていた時代の方が健康的だと思います。
最低限のマナーを守ることは大・大・大前提だけど、高い税金の固まりのようなタバコを吸うのも、吸わないのも個人の自由であり、自己責任のはず。何でもかんでもアメリカのやり方を取り入れて、国全体で規制をしても、ふたをすればする程、隠せば隠す程、実は未成年者は「その甘い誘惑」に引かれている気がしてならないのです。
昔を思い出してみてよ。今も昔も変わらないと思うよ。

ただし、歩きタバコはダメ!!! おいらもすっぱりやめました!! 

あ、あと、基本的にオイラは喫煙がいいと言っている訳ではなく、もっとフェアーにしましょうよ、と言っている訳です。(誤解しておこっちゃいやーよ。)
でも、タバコに限らず、マナーという点で言えば、これって他にも似た様なことで止めてほしいことありますよね!!!
おいらは、■つばを吐く人、■歩道なのにかなりのスピードで自転車をとばす奴ら!!! が死ぬ程嫌いです。
「タバコって体に悪いのよ~。」
「歩きタバコって子供に危険だわっ!」
「タバコのにおいが髪につくから嫌だ~。」
とかいっている、主にオバさんやジコチュウ-な奴らへ>>>>【お前の方が社会の迷惑なんだよっ!】

お~っと! 映画の内容から大幅にずれてしまいましたね。引いてません? まだ読んでくれてますか???

詳しくはまだ公開までに1ヶ月半以上あるので伏せますが、下記は20世紀FOX映画から引用しています。
上記の様な感想はオイラの勝手な愚痴(?)であり、映画の中では全く出てこないと思われまする(笑)。
(そもそも日本映画じゃないし。自転車関係ないし。はははっ。)

ただ、タバコ業界を通じて社会の矛盾、心なさ、マナー、美徳、後おそらく「正義」についてのメッセージは込められているのではないか!と期待しています。

日本では、なんでこういう映画のPRをもっと力を入れてやらないんだろう....。
こんなタイムリーな話題でいい映画なのに...。


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監督:ジェイソン・ライトマン
出演:アーロン・エッカート/マリア・ベロ/キャメロン・ブライト/アダム・ブロディ/サム・エリオット/ケイティ・ホームズ
配給:20世紀フォックス映画 公開:2006年10月14日 (土)
....タバコ研究アカデミー所属のPRマン、ニック・ネイラーの使命は、得意の話術でタバコ業界への手厳しいバッシングをかわすこと。その巧みな論理のすり替えテクニックから「情報操作の王」と異名をとる彼の評判はすこぶる悪いが、一人息子のジョーイだけはそんな父親を尊敬していた。訴訟を未然に防ぎ、反タバコ法案を掲げる上院議員をやり込め、ハリウッドをも巻き込むあの手この手の戦略を展開するが、思わぬ落とし穴が待っていた…。