こんにちは、銀座高須クリニック、形成外科専門医の赤石渉です😃
埋没法は適切に行えば取れないという論文も言説もありますが、
当院の幹弥先生の経験曰く、
「6mm以下の狭い二重を作ると、50%の人が10年以上取れない。」との事です。
逆に言えば取れる人が多い施術であるということでもあります。
埋没法は何故取れるか。
さて、埋没法最大の問題、二重の幅が消失するリスク。
なぜ起きるのでしょうか。
糸の硬さ>人体の組織の硬さ なので、
糸でゆでたまごを切るが如く、
科学実験で、氷を通り抜ける針金のごとく
(こっちのほうが近いかな)
糸が組織を通り抜けてしまうのです。
図示しよう
糸が緩むと二重の形が変わったり、浅くなり、
最終的には一重に戻ることもあるのほイメージ出来ますね。
糸が筋肉を引き裂きながら沈んでいってしまうのです。
「一生ものの手術」とは言えないのですが、
無理のないデザインで作ると長持ちすることも多いです。
とはいえ、幅広希望の患者さんも多いです
「え~埋没で長持ちさせるために幅狭にしなきゃいけないの~」
と思わせてしまったかもしれませんが、
切開二重を幅広作るよりよほど体への負担は少ないと思います。
きちんとリスクを説明したうえで施術をさせて頂きます。
繰り返しになりますが、埋没法は手術としては、とてもいい方法ですよ♪
次回予告
埋没編
③親御さんが二重の施術を許してくれない若人たちへ。
です。
お読み頂き有難う御座いました