ようやく休みが取れて写真を撮りに行けました。

写真投稿第2号、今回訪れたのは
福岡県の八女(やめ)地方のとある場所です。

八女茶の産地として有名な場所ですが、
僕が見たかったのは茶畑ではなく
1300年間女神が祀られている神社でした。


八女津媛神社
(やめつひめ じんじゃ)

八女郡矢部村というけっこうな山奥にあります。
(ノスタルジャンとして高速や都市部を抜ける
道は味気なく、福岡市から山道、田舎道を
通るようにして下道で東へ回り、
大分県日田市経由で南下したのですが、
何度も写真を撮りたい衝動に駆られる
素晴らしきノスタルジックロードでした。
今度は道中の景色も撮りたいなあ...(・Д・))


ここに魅力を感じたポイントは

●  日本書紀に出てくる女神を祀っている
●「八女」地名の発祥となっている
●  約1300年の歴史がある神社
●  「神ノ窟(かみのいわや)」からしたたる水
  「媛しずく」で顔を洗うと美人になる、
    したたる水を写真に撮ると願いが叶う
●  祀られている女神「八女津媛」は
   邪馬台国の卑弥呼かも?

という点です。

この神社の創建は養老三年三月(西暦719年)と
言われていて、八女津媛は日本最古の歴史書
「日本書記」にこの地方の女神として名前が
出ていて、そこからこの土地に八女という
地名がついたとのこと。

最も興味深いのは
八女津媛は邪馬台国の
卑弥呼ではないか? 
と言われていることです。

そもそも邪馬台国は九州説や近畿説とか
あって結論出てないですけれど...

いろんな有識者の説があるようで、
無識者の僕にはよくわかりませんが、

● 邪馬と八女の読みが似ている

● 卑弥呼は人々に姿を見せずに社に籠った状態を数百年続けた、つまり卑弥呼は一人ではなく歴代数人いたのではないか

● 八が八百万の神などで使われる「あまた」の意味で、八女津媛とは個人名ではなく「あまたの巫女」という意味の巫女集団の総称で、その中から卑弥呼が出たのでは

などと考えられているところに八女津媛神社の魅力をグッと感じます。

あ、気づいたら僕の独り言が多くなってました...歴史ブログでも観光ブログでもないので、
気の利いた深いことは語れません...(´ω`)

ささっと写真行きまーす
坂道、鳥居、階段...グッドノスタルジック👍


小学生がジャンケンして登って行きそう


階段の木漏れ日が好き


奥に社が見えてきました


振り返るとほんのりと秋の目覚めが


初秋の色付きが始まってました


左が社、右が神ノ窟

神ノ窟は神秘的


右には八女津媛像がありました


八女津媛像です



あと、同じ八女地区の星野村にも立ち寄っており、茶の文化館前の小道が良かったので、載せておきます(´∀`*)



観光ブログではないので気の利いた紹介は
出来ませんが、八女地区はノスタルジックに
溢れた良いところです!
また攻めようと思います...(*´ω`*)