今年の登りおさめは、
やはり「竃門神社」から「宝満山」へ
今年の登山の成果を試すべく、
山頂まで
1時間。

といきたいところだが、
到底無理

で
1時間10分を目標に設定。

お宮に参拝してスタート
参拝中に一人先に行かれた方がいたので、
その人を追いかけるように少し走る

何とか
ヘッドライトが見えるようになり、

見失わないようにように付いて行く。
しかし、
結構ペースが速い。
途中、
距離を縮めようと小走り
で付いて行くが、

意気が上がり段々と離れていく。
「一の鳥居」まで
16分。

すでに
ヘッドライトの灯りは見えなくなっていた。

この先は、
マイペースで歩くが、
前半のハイペースの影響で、
なかなかペースが上がらない

「百段ガンギ」を一気に駆け上がり、
7合目で
49分経過。

やはり
1時間は到底無理


まだ
1時間10分の可能性は残されているので、

気合を入れて再スタート
山頂近くまで来たときに時計を見ると、
後数分残されていた。
最後の階段を這い上がるように登り、

何とか目標達成。
きつかったが達成感に自己満足

ゆっくり歩き回りクールダウン。
-2℃の山頂はやはり寒い

まだ辺りは真っ暗。
福岡市内方面の夜景がとてもきれい。
夜景観賞をしていると、
徐々に東の空がだんだんと赤くなってきた。

今朝は空気が澄み切っていて、
はるか遠くまで見渡せる。
写真の左側に「九重連山」。
結構くっきり見えた。
その中の「硫黄山」の煙もかすかに確認できた。

いよいよ「ご来光」

「古処山」の少し右側より
太陽が顔を出した。

速いスピードで登っていく。

夜が明けた福岡市内方面。

今年一番の澄み切った景色と言っていいくらいの見事な展望を、
暖かい
コーヒーを飲みながらゆっくり過ごした。

気づけば
2時間近くも山頂に居た。

下りは、
夏以来の「羅漢めぐり」を歩き、
「中宮跡」に出て「行者道」で「鳥越峠」を経由して、
「愛獄山」へ寄り道して「愛獄道」で「竃門神社」まで帰るルートを歩くこととする
「稚児落し」の手前から左側へと急に下っていく。
苔むした大きな岩がたくさん転がっている横を、
滑らないように注意しながら下る。
このような石仏が何体も見ることが出来る。

これは明治の廃仏毀釈で、
首をとられた後、
谷底に落とされたらしい。
この前にある「遠望の岩」の上に登って景色を楽しむ。

その後、
「伝教大使窟」や

「金剛兵衛剣窟」など

を見て「中宮跡」付近に合流した。
「天狗岩」を探しながら歩いたが、
今回も発見できず。
来年また探しに来よう

その後「行者道」で「鳥越峠」まで下る。
結構急な下りの連続だ。
夏の暑い日に汗
をかきながら登ったのを思い出した。

かなり膝への負担がかかり、
下りでも汗
が出るくらいだ。

「鳥越峠」まで出ると、
ここにも新しい標識が設置してあった。

ここから「愛地山」を経由して「竃門神社」まで下る。
初めての「愛獄山」

山頂には「三等三角点」があり、
周りは木々に遮られ景色は望めない

いったん「愛獄神社」まで戻り、

この後は、
「愛獄道」を歩き「竃門神社」まで無事に戻ってきた。

すでにお正月の準備が出来たお宮に、
今年一年安全に登山できたお礼に再度参拝
今年2月、
ふと思い立って登った「宝満山」。
その後、
大氷柱の「難所が滝」や雪の「縦走路」、
そして九重の大自然に魅せられ、
ドップリ登山にハマッてしまい、
山行66回。
そのうち「宝満山」へは42回。
来年は、


いつも記事を読んでいただいた方や、
コメントをいただいた方に感謝いたします。
来年も積極的に山に登りレポートしたいと思いますので宜しくお願い致します。
来年が良いお年でありますようにお祈り申し上げます。

竃門神社 ~ 1:07 ~ 宝満山 ~ 0:53 ~ 中宮跡 ~
0:26 ~ 鳥越峠 ~ 0:15 ~ 愛獄山 ~ 0:28 ~竃門神社
全行程
3:09
