カーン! カーン!カーン!
T-600優勝!
T-600優勝!
T-600優勝!( ´ ▽ ` )ノ
ここに居る全ての人物が
お椀(わん)のフタを閉じ
俺だけが黙々と蕎麦を食べ続ける姿に
注目している。
一度の配膳で30杯!
運ばれて来た蕎麦を食べ切り
素早くフタを閉じた( ´ ▽ ` )ノうぃー!
俺は今…
煩悩と同じ数
108杯の蕎麦を飲み込み
会社主催の
わんこ蕎麦バトルで優勝したのだ!
優勝賞金 ¥3000分のQUOカードと
108杯記念木札に優勝商品と
矢継ぎ早の祝福を受け
心から感動している!!(≧∀≦)
ひらがなで書いてと言ったのに…
何故か名前を間違われた證明証(しょうめいしょう)も
もう、
どうってことは無い( ;´Д`)まぁ…いいや
振り返ると前日に青森に入って以来
散々だったのだ…
前日からの酷い思い出を振り返ると
感動も、
より一層なのである!( ´ ▽ ` )ノやったー
俺はどこへ行っても
楽しむ為の旅行では
楽しい事だけに目を向けるし
食事なども口の中に入れた食べ物は
必ず美味いと表現する。
ちょっとくらいの不具合や手抜き
汚れや食事の不味さはもちろん
アクシデントも気にしない。
そんな俺が散々と言うほど
散々だったのだ!!( ;´Д`)
前日の朝
始発の新幹線で1人
八戸に降り立った俺は
10分後に発車してしまう
奥入瀬渓流行きのバスを探して右往左往
((((;゚Д゚)))))))あれ〜?
事前に調べたバスターミナルは工事中
バス乗り場が無いのである!!
たった今、
バスプールに入って来た
バスに乗り込もうと
列を作っている人たちに声を掛ける。
このバス
奥入瀬渓流行きですかー?(*´∇`*)
……。
………。
しーーん
( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)( ̄ー ̄)しーん
なんだココは?
日本語が通じないのか!?
ガン無視だ!∑(゚Д゚)えーっ
仕方なくフィーリングで乗り込んだ
バスの両替機には千円札の
表示しかないのに気が付き
壱万円札しかない事を運転手に伝えると…
( ̄ー ̄)チッと舌打ちし
途中で停まる道の駅で
両替して来い!!
っと一喝されたではないか!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)えーっ!
いざ道の駅で両替の為
バスを降りようとすると…
もういーよ、
両替してやるから座っとけ!٩(๑`^´๑)۶
逆に…∑(゚Д゚)えーーっ!?
両替できたんだ…
その後も
降りたい停留所でボタンを押したが
反応せず…。
奥入瀬中流で降り
先に飛行機で来ていた
会社の仲間たちと合流する予定が…
奥入瀬の最下流まで
連れてこられてしまった_| ̄|○ガクッ
雨の中、
上流の宿泊地
十和田湖までのヌタヌタ道を歩く14km
美しい景色を撮影しながら
美しい鳥たちの歌に耳を傾け
楽しかったのも半分くらい
残りの半分は
自衛官時代を思い出す
4時間の
行軍ウォーキンッ!!( ;´Д`)
すっかりと陽は落ち
宴会が始まる頃
やっとホテルに到着した俺は
皆んなで騒ぐ気力もなく
移動だけで1日を終えてしまったのである(( _ _ ))..zzz
翌日は
夜明けと共に起き出し旅先での日課
早朝ランニング♪
十和田湖の
幻想的な景色の中ディープブリージン(深呼吸)
(*´Д`*)すーはー
しかし!!
幻想的なのは
十和田湖だけでは無い…。
昨日は暗くて分からなかったけど…
俺が泊まったホテル以外
目に付く8割くらいの建物が
廃墟だーっ!((((;゚Д゚)))))
十和田湖のイメージが
遥かに霞んでしまうほど
廃墟群のバイオハザードな景色は
インパクト抜群!!Σ(゚д゚lll)うわぁ
間違い無くここのガッカリ遺産である!!
こんな不完全燃焼な旅行に
花を添えるには
この旅のメインイベント
わんこ蕎麦バトルで優勝するしかなかったのだ
歓声に包まれ
祝福され
多くのリスペクトに
笑顔で手を振る( ´ ▽ ` )ノありがとーう
この旅も
良い思い出ができたなぁー
と思った数時間後…
この旅
最大の思い出は塗り替えられる!
盛岡駅に入ると駅の中は
人でごった返しているではないか…(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)何?
電光掲示板を流れる
車両点検中…運転見合わせの文字
謎の停電で
新幹線が止まったまま!∑(゚Д゚)えーっ
1時間後に出発する
俺が乗るはずの新幹線はおろか
2時間前に発車しているはずの新幹線が
ホームに止まったままの状態だ∑(゚Д゚)えー
それでも
当日中に帰りたかった俺は
指定席付きの自分が乗るはずだった
新幹線を諦め
それから3時間後…
予定より6時間近く遅れて動き出した
新幹線の連結部に
4時間!!
立ったまま!帰って来たのだった
(T ^ T)ツライ
しかし!
この経験はこの先の人生で
ずーっと心に残る思い出になるだろう…
そして俺は数日後には必ず
こう言うのだ
楽しい旅だったと…( ̄▽ ̄)ニヤリ
バカッコ良く!
トラブルを楽しめるくらいの余裕こそ
人生を豊かにしてくれるのだと
俺は思う。



