車窓を流れる心地よいドライブ
リゾートへと向かう山道は
心地よいカーブが続き
ステアリングも軽やかである。
森に囲まれたリゾートホテル
非日常の佇まいに、部屋の窓から広がる絶景に
妻も上機嫌だ。
荷物を置いて間も無く
妻は、この旅行の目的と言っても過言では無い
エステへと出掛けて行った
俺「さぁて…どうすっかな?」
ひとっ風呂浴び部屋に戻るが
まだまだ妻が戻る様子は無い。
俺はパンフレットに挟まっていた
マッサージのチラシに目を止めると
おもむろにフロントへと内線を繋いだ
………
………………
…………………………。
ピン☆ポーン!
しばらくするとドアベルが鳴った
ん?(・・?)
俺は違和感を覚えた
声!
………マッサージと言えば
オヤジが定番だろ⁉︎
イヤイヤイヤ………
そうじゃないにしても…
バァちゃんに近い⁇ おばさん⁈
……しかし
今の声………
若い?…
………声だけだって!
イヤイヤ…
でも……
ドアの前には、とても若く
とても美しい女性が立っているではないか
∑(゚Д゚)えっ!
超!かわいい……(♡▽♡)
思わず飛び出したホンネ
私なんて…そんなコト……ないですよ(〃∇〃)
頬を赤らめる姿に…キュン死に( ♡Д♡)
一瞬頭をよぎった理性による
「可愛い過ぎるからチェンジ!」と言う
言葉を刹那に飲み込み
彼女を部屋へと通した。
失礼します……
では、ベッドに………
そう、彼女は仕事をしているだけなのだ
しかし!
どうだろう…
もしかして……マッサージって!!
イヤイヤイヤイヤ………
…… どんなマッサージだよ(o(*゚▽゚*)o)ワクワク
……まさか、ドッキリ?
AV(アダルトビデオ)まんまのシチュエーションに
俺は動揺している。
期待とはうらは…否!
期待どおりのマッサージを受けながらも
会話は弾む♪
やーん♡ 凄ぃ筋肉♡ めっちゃ硬い(≧∇≦)
なんかやってたんですかぁ?
内緒だよ…俺は元軍人でね
今はヤバイ仕事(経営が)をしてるんだよ( ̄▽ ̄)フッ
なんつって~♪♪♪
きゃっ♪ おもしろーいo(*゚▽゚*)o
ギャハハ(=´∀`)人(´∀`=)イェーイ
ガチャ!はっΣ(゚д゚lll)
ドアが開く音で、この世界(部屋)に掛けられた
素敵な魔法が全てとけてしまった様に
俺は現実に引き戻された
迂闊だった!
話しに夢中になり過ぎて妻が戻ってくる事を
完全に忘れていた。
俺は別に悪いコトをしていたワケではない
堂々と振る舞……え…… るワケがねぇ( ;´Д`)
妻「あらぁ、さっきみたいに楽しくすれば良いのに
廊下まで声が聞こえてたよ」( ̄▽ ̄)怒
イヤ…別に、ごめん…
その後、およそ1時間…
バツの悪い俺を見ながら
クスクスと笑う美人マッサージ師
妻が見つめる中、ほぼ無言で続くマッサージは
まさに…
針のむしろ!!( ;´Д`)さーせん
旅行中しなくてもいい弁解を
散々して過ごしたぜ
俺「彼氏居るんだって( ̄▽ ̄:)えへえへ」
妻「別に聞いてないけど…( ̄ー ̄)ムッ」
バカっこ良く⁉︎
妬いて貰えるウチが花
なんつって
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