前回からおよそ100日後…
強制退去が決った荒浜の南部エリア
値段が付かなくなってしまった土地を
ひと坪あたり2~3万円で国が買い取ってくれる他は
退去に対する支援は無いと聞く
『本当は此処に住宅街なんか無くて
震災までの住宅街の景色は夢を見ていたのかも知れません』
そう語った花くんの表情がとても寂しそうだった
実際は花くんの語った逆なのだが…
仙台の市街地、その奥に広がる山の稜線
更に奥に広がる空を見ていると花くんの言葉の意味がよく理解できる

8/6 撮影
大型バス二台で被災地へ入る観光客
此処を見た彼らが被災地を伝える事により
復興支援の輪が広がってくれる事を祈る

黄金に輝くバス

皆で入れば怖くない?? そんな心境であろうか?

8/6 撮影 荒浜ガソリンスタンド

8/6 撮影 ど☆根性セブンイレブン(蒲生南店)
翌月の再会を誓い別れたっきり
約束を違えてしまった心苦しさがとても心に残る
また必ず再会したい

キレイに片付いたと言うより…何も無くなってしまったと感じる

観光客A

観光客B

荒浜で唯一再建を図る花くんが勤める会社
後もう少し! 来月からは仕事として動き出せる

花くん 数ヶ月前よりもたくましく成った印象
ツラ構えが良い!!!(^∇^)
ガレキが消え、臭いが消え
一見すると綺麗になっている様に見える被災地
様々な問題が次々と生まれては消える
悲しみの時間は続いているが
それでも前に進んでいる様に見える
これからたくさんのイベントがある楽しい季節
少しだけ被災地の方のこと思って下さい
きっと優しさ届きます
被災地まで6時間




