喘息です。
ゴホゴホヒーヒー言うてます。
そんな中の稽古は過酷ですが、
どうにか乗り切っている毎日です。
やっぱり息苦しいのは辛い。
埃を結構吸ってもうたなぁ
大丈夫かなぁと危惧してたら
やっぱりなっちゃいました。
もともと小児喘息で
その名残というか
敏感なんですよね。
もっと、
ちゃんと警戒しておかないと!
そんなヒーヒー言うて
どうにか一日一日乗り切ってる間に
あいだが空いてしまいましたが、
振り返りパート2。
劇団時間制作第十九回公演
『吸って吐く』
2019年4月24日〜5月5日
@萬劇場
時間制作は今回で4回目の出演。
息苦しく、辛い。
言葉で表現出来ない空気感が
そこにはありました。
俺は
相田亜蘭という役。
21歳の新婚ホヤホヤの社会人。
妻である奈々と
何気ない
平凡な
幸せな家庭を築こうとした矢先、
奈々がレイプされる。
奈々は辛さも含めその事実を
俺に隠して
平凡な家庭を改めて築こうとするが
俺にバレてしまう。
言い表せないほどの
処理できないほどの
理不尽な現実が俺にのしかかる。
そして、奈々が事件前から
既に俺との子どもを授かってる事を
同時に知る。
全ての理不尽を乗り越えて
奈々とまた幸せな家庭を築こうと
2人でその未来を選択していく。
芝居だとしても
訳分からなかった。
それくらいの膨大な理不尽が処理できず
怒りにも変えられず
ただ泣き寝入る。
そして俺との子どもまで。
これを乗り越え
果たして幸せな家庭をまた目指せるのか。
甘く考えていた現実
平凡な家庭の難しさを痛感して
大人になって
押し殺してまた2人で歩んでいけるのか。
谷さんは
こうあってほしいという希望を
この役に
この夫婦に託したと。
だからこの作品の
希望の象徴として
俺は奈々に手を伸ばし
またその手を掴んだ。
芝居として体現は
到底出来てなかったかもしれない。
それでも苦しんで向き合った分を
表現したつもりです。
心も体もボロボロになって終わった。
俺にとって。良い意味で
弱さや脆さ拙さを教えてくれた
この作品に感謝して
もっと表現の幅や
俺自身の心体を強靭にして
また恩返ししたいな。
劇団時間制作含め
キャストさんスタッフさん
ご観劇された皆様、
本当にありがとうございました。
もっともっと上を目指したい。
ケホケホしてる場合でない。
さぁ今作品に集中。
吉祥寺シアターで主演。
一歩ずつ。頑張るよ。