祈りの蓄積 | dragonzoのブログ

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今まで体験してきた不思議な現象を書こうかと。


日本人は古来より自然界のあらゆるものを信仰の対象とし祈ってきた。例えば食前に手を合わせる。食後に手を合わせる。食べた弁当の包み紙をもとに包み直し、箸袋に箸を入れてゴミ箱へ捨てるときにも拝む人もいる。何でも拝む。感謝の気持ちを忘れないことが美徳とされる。その祈りのパワーは蓄積される。

昔の客に仏像などを扱う古物商がいた。日本中の美術館の売店や百貨店の催事売り場などで商いをしていた。その人が言っていたが、仏像など人が拝んだものには念が宿ると。そのまま販売すると購入者が呪われたりする場合があるので、販売前に霊媒師に頼んで仏像の魂を抜いてもらうそうだ。それを怠って販売した同業者にも不慮の事故で死んだ人がいるらしい。

百貨店の売り上げ等は1度レジに入れて後日精算されて現金収入となるのだが、キャバクラ通いが激しい彼はレジにお金を入れないでそのままポケットに入れてキャバクラに通っていた。百貨店の催事などで地方へ行くと、常連の金持ち客が待っている。たまに地方に仕入れに行く。砂曼荼羅の絵を仕入れる。それが結構な値段で売れるのだ。キャバ嬢を口説き落として沖縄の催事同行させることになった。しかし、ドタキャンを喰らい私が代わりに行く羽目になった。

沖縄の人は仕事が終わって、一旦家に帰り、ご飯を食べてから呑みに行くらしく、呑み屋は大体朝までやっている。毎晩、アルコール度数60度の泡盛を呑み匍匐前進で宿に戻ってくることを数日やったらそれが印象的だったらしく、10年ぐらい連続してその宿から年賀状が届いていた。沖縄も変わっていて、路地に老人が座っていて、その道には行っちゃいけないと止められたり。その先行くと霊がいるとか。その話はまた別の機会に。

とにかく祈りにはパワーがある。骨董品買うときは気をつけたほうがいいですよ。