朝6時起床。
眠い中朝食をいただく。
今回はホテルで早めに食事ができて良かった。
まずは宇和島から電車に乗って八幡浜に向かい、そこからバスで西に向かう。このバスを逃すと次は数時間後になるため、早朝に出発したのである。
1時間バスに乗って三崎港に到着。
今回最後のスポットは四国の最西端、佐田岬である。前に離島を抜かせば最難関というウォーカーもいることを書いたが、確かにまんざらでたらめってわけではなさそうだ。
まず、ここまで来るバスの本数が少ない。
そしてバスに乗って三崎港まで来ても、そこから10km以上先の目的地である佐田岬の灯台まで行くバスがない。
さらに灯台の駐車場から片道20分は歩いて灯台まで行かなければならない。
そして潮風が強くてとにかく寒い。
なるほど、これは最悪だ…
まだ8時30分なので、いったん、電子コミックで無料中だったナルトを読んで10時まで待つことにした。学生時代に部活で写輪眼とかやってたなぁ…えっ、卓球部ですがなにか?
ようやく10時になって重い腰を上げる。
なぜこの時間まで待っていたかというと、ここから灯台まではバスがない。よってレンタサイクルを借りて行こうとしたのである。
ただし、あまり乗り気にはなれない。
外が寒いってのもあるが、レンタサイクルで以前とても酷い目にあったのが脳裏をよぎる。詳細は第6話を参照。
万が一何か見落としている可能性がないか道の駅で聞いてみるとタクシーで往復する観光客も多いと言われた。
すぐ外にタクシーが止まっていたので聞いてみると往復8,000円もかかるらしい…昨日のレンタカーよりも高い。ましてや八幡浜からここまで1,000円ちょいで来れたのに、あとほんの少しの距離で8,000円もかかるなんて到底受け入れられないが、今日はこの後家まで帰ることを考えると、ここで時間と体力のロスは避けたい。悩んだ末にタクシーで行くことにした。
灯台に向かうタクシーの中で運転手さんがよく話しかけてくるのだが、この運転手さん、ヒカルの碁に出てくるダケさんによく似ている。
ダケさんと言うのはヒカルが友達の一万円を取り返すために戦い、作中に多くいる佐為のかませ犬の1人になったキャラクターである。
タクシーの運転手と話すのも旅の醍醐味だけど、一方的に話してくるのはちょっと苦手。
灯台までの道のりはアップダウンが激しく、自転車じゃなくてよかったと心から思う。
あと少しで着くというところで道路工事で車が通れないと作業員から言われた。きっと、こんな真冬の平日に佐田岬に行こうって人はいないのだろう。
仕方ないからタクシーから降りて目的地に向かう。
半端なく寒いので、早歩きをしていると工事現場の作業員から励まされた。こんな寒い日によく来たなと思われたのだろう。
駐車場まで着いてもまだ終わりではない。そこからさらに700mほど離れた灯台に向かわなければならない。700mというと大したことないと思うかもしれないが、この道は起伏が激しく、部分的につづら折りになっているため、実際に歩く距離は1kmを軽く越える。
とりあえず、さっさと灯台まで行って帰りたいので、下り坂の時は軽く走って少しでも早く目的地に着くようにした。
このように木が防風林みたいになっているので、道中は思ったよりも寒くない。
ただ、他のウォーカーの話ではアンテナが入らずに帰った人もいるとのことなのでそれだけが心配だった。
よ、ようやく着いた。
風は冷たいが体は熱い。
そして、今回最後のひとつのおみやげもゲット。
はぁ、確かにこれはかなりの難関だったな。道中イノシシに出くわすこともあるみたいだし、夜に行ったら明かりもなさそうなんでリアルに命の危険性がありそう。
だからこそ手に入れた時の感動もかなりのものである。
ちなみに灯台まで行けばアンテナは3本ほどあった。
いつまでもいても仕方ないので来た道を引き返す。道中、ようやく一人の観光客とすれ違う。スマホをいじりながら歩いていたのでおそらく同業者だろう、ご苦労様です。
駐車場まで戻るとダケさんがちょうど到着。どうやら、工事がひと段落したのでその間にここまで来たみたいだ。
ちなみに福岡県まで戻るのは三崎港から出ているフェリーを使う。海路をいく場合は出発県と到着県のおみやげを最低ひとつずつ持っている必要があるのがこの旅のルールなのだが、大分県はすでにおみやげをすべて持っているので問題ない。
フェリーは12時30分に出るので戻って道の駅でご飯を食べても十分間に合う。
そう思っていたがこのダケさん、暇なのかわからないけどいろいろ遠回りをして観光案内をしてくれる。どのみち8,000円で往復してくれるとのことなので金額が増えることはないのだが、こっちはさっさと三崎港まで戻りたいので早くしてほしい。
到着したのは12時過ぎ、すでに30分切っているがそれでもここでランチを食べる必要がある。なぜなら昨日ホテルでワクチン接種券を見せたときにもらった2,000円分のクーポンは愛媛県内でしか使えないからだ。
ジャスト2,000円分の海鮮丼を注文。
苦労した後ってのもあるけど今回の旅でこれが1番美味かった。
しかし、時間がなかったため存分に味わうことができなかった。ダケさんへの怒りがふつふつと湧き上がってくる。
今回もヒカルに一万円取り返してほしいわ!
なんとかギリギリ船に乗れて、わずか70分で大分県に到着。そこからバス電車を使って家まで帰り着いた。
…寒かった、もう2度と真冬に旅をしないと思った。
本日の成果
おみやげ
愛媛県
佐田岬 じゃこ天 4/4 コンプリート
100名城
なし
歩数 13,134歩
消費カロリー 426kcal
歩いた距離 9.752km






