奈良県のアジサイ寺を巡ってきました。
長谷寺からやってきました。
岡寺
本堂
岡寺本堂。奈良県指定文化財です。
現在の本堂は棟札などから、文化2年(1805)の上棟ですべての完成迄に30年以上かかった事が判明しました。
新緑の時期には、青もみじと本堂のコントラストが印象的です。
4mを超えるご本尊さまが安置されているお堂であり境内の中でもひときわ目立つお堂です。
初午の開運厄除護摩供大般若法要など主な法要はこの本堂で勤修されています。
本堂にお祀りされている御本尊の如意輪観音坐像は、弘法大師がインド、中国、日本の3国の土を混ぜて造ったとされる高さ4.6mの日本最大の塑像です。
如意輪観音坐像(重要文化財)
堂々としたお姿の本尊如意輪観音坐像は塑像(土でできた仏像)としては日本最大で日本三大仏の一つに数えられています。
今は色彩が剥離し白いお姿ですが、頭髪部分には8世紀造立当時に施された色彩が残り当時の華やかな装飾を想像することができます。
また、弘法大師が日本、中国、インドの仏教伝来の三国の土を以ってこの像を造られたと言い伝えられています。
*日本三大仏とは、
[銅像]の東大寺 毘盧遮那仏(奈良の大仏)
[木像]の長谷寺御本尊 十一面観世音菩薩
[塑像]の岡寺御本尊 如意輪観音菩薩と、古来より言われております。
(インターネットから拝借)
岡寺の「大和三大観音 あぢさゐ回廊」のもうひとつの見どころが“奥之院参道”です。
春のシャクナゲや牡丹、ゴールデンウィーク限定の天竺牡丹(ダリア)が浮かぶ「華の池」に続き、初夏には色とりどりの紫陽花で境内が彩られます。
赤い鳥居をくぐると、参道や水路に敷き詰められた約150鉢の紫陽花が目に飛び込んできます。
奥の院へと続く参道と水路に紫陽花の鉢が敷き詰められる「あじさいの川」です
至る所に可愛い『お地蔵さん』とアジサイがとてもいいです(●^o^●)
奥の院
「弥勒の窟」といわれる石窟堂があり奥には弥勒菩薩座像が祀られています。
三重宝塔
もみじのトンネルの先には「三重宝塔」があります。
三重宝塔は、1986年(昭和61年)に再建されたもので、荘厳として軒先に「琴」が吊り下げられているのが特徴です。この三重塔は、約20kmも離れた大和葛城山からも視認できるほど眺望絶佳の地に立っています。
ここには、色々な『国宝』・『重要文化財』もたくさんあります。
初めて行ったお寺ですが、素晴らしかったです。
色々な季節の花も有名みたいなので、シャクナゲなどの季節の花の時期にも来てみたいです。
次のお寺に向かいます。