こんにちは。

占い師歴、41年。

占い師のサリー・ドラゴンでございます。

 

地震の被害、

津波警報を出された地域の皆様、

ここ暫くの、不安、ご不自由に対して、

心よりのお見舞い、

そして、1日でも早い暮らしと日常が戻られますよう、

お祈り致しております。

 

いざと言う時の、不安や心配。

ましてや、相手が大自然でございます。

 

"備えあれば憂いなし"

 

「一体、どれだけ備えていればいいんだ!」

「いつまで、備えていれば!」

 

誠に持って、その通りでございます。

 

天災、事故は、

警告も余談もなく訪れてしまう!

 

地区、市や県が定めた避難場所だけではなく、

ご家族が探して、定めた避難場所や、

連絡手段を決めておくのもいいのではないでしょうか。

 

そして・・・

 

これは、

「大事の時に、そんなこと!」

と、仰られるかもしれませんが・・・。

 

子供たちも、

大人たちも、

身体だけではなく、

心も疲弊してしまわれると思います。

 

心の支え、となる"物"、"本"など。

iPadや携帯で読める絵本や本があると、

避難所生活を耐えるに役立つと思います。

 

「命さえ、助かれば!」

 

もちろん、それは紛れもなく、その通りでございます。

 

しかし。

 

そこに、心があり、

喪失感、恐怖、不安に、

肉体よりも痛めつけられている・・・。

 

子供たちは、

大人たちを見て、それらを悟り、

楽しんだり、笑ったり、面白がってはいけない、と、

自己抑制をしてしまう事もございます。

 

物理的な喪失感を補うのは、

まず、心を癒すことからではございませんでしょうか。

 

お洋服や、古くなった玩具、人形やぬいぐるみ。

余ってしまうので、もう、送らないで!と、

現地で悲鳴が上がっている!

などのニュースも、よく耳に入ります。

 

医療体制や、

さまざまなケアで、それどころではない!

 

まさに、仰る通りでございましょう。

 

しかし。

 

例えば、"古着"は、

ハンガーに掛けたり、

サイズ別に分けて、畳んで並べたりするだけで、

見栄えも変わりませんでしょうか?

 

ぬいぐるみや、人形も、

クリーニングしたり、修繕したり、

透明な袋や、箱に入れてあげると、

お下がりの古物ではなく、

誰かに愛される為に、新たな命を得たように見えませんでしょうか?

 

コーディネーターさん、

玩具のお医者さん、

美容師さん、メイクのプロの皆様は、

喪失感や恐怖、不安に閉ざされた心を癒し、

少しでも明るく、希望をもたらしてくださると思うのでございます。

 

「そんなこと、何事もなかった人たちの言うことですよね!」

 

そうかもしれません。

まさに、有事に於いて、

必要のない事と思われるかもしれません。

 

わたくしは、"占い師"でございます。

たくさんの方々の"心"を観させて頂いて参りました。

 

人間の"心の強さ"と、"弱さ"を

どちらともに、

観させて頂いて参りました。

 

希望や願いは、きっと、

皆様に思い出してもらえる事を

待っているのでございますよ。

 

思い出して頂いて、

また、あなたと共に生きていきたい、と、

どこへも行かず、

待っているのでございます。

 

わたくしも、願い、祈ります。

 

如何なる事態の中でありましても、

身体が傷つき、

痛みに苦しむ事がございましても、

"心"が、他者からの愛や祈りを感じて、

温かく、強くなりませば、

今日から、明日、明日から、明後日と、

生きる力が、生まれてくるのだ、と、

信じております。