皆様、サリー・ドラゴンでございます。
さて、このカードは?
この出立は。
そう、タロットの"愚者"でございます。
あら?
"llyt."
少しばかり、イメージが違いませんでしょうか?
"llyt."とは、直訳すると"汚い"となります。
社会的な規範から外れ、
奇人変人、または、不潔で不快な人物。
たくさんのシンボリズムを持ち、
嫌な顔をしている犬は、
崖から落ち掛かっている、または、
落ち掛かっているようなフリをしている男に、
嫌悪を表しているようにも見えませんでしょうか?
なんですか、まるで、私共を揶揄っているかのようでございますね。
さて、
この"THE FOOL"は、とてもモダンなデザインでございますね。
しかし、"顔"が描かれておりません。
それどころか、全体的に、
今しも消えてしまいそうな風情でございます。
これは、出自や所属の不明瞭さ、
社会の中、衆人の中に交わらない、
"顔"が見えないのは、
感情や本心を伺えないことも表しているのでございますね。
いかがでしょうか?
タロットと申しましても、
時代や制作した方の意向、思考で、意味合いが変わって参ります。
これだから、Tarotは面白いのです!
Tarotを学ぶ、
それは、カードに描かれた様々なシンボリズムから、
伝えられる言葉を学ぶという事でございます。
カードと向き合い、
質問者に対して答えるカードたちから、
明確に、その言葉を伝える。
占い師は、
"interpreter"
つまり、通訳者でございますね。
皆様、ご存じの通り。
Tarotは、本来、日本のものではございません。
日本とは、宗教や既成概念、
表現の仕方も、かなりの相違がございます。
日本人が製作したとしても、
元は、"Tarot"という、西洋思想のものでございますね。
そのまま、受け取ってしまえば、
齟齬が生じて当たり前と言えましょう。
"占い"は、人間の歴史の影のように生き続けてきた、
不可思議な存在です。
"占い"を学ぶ、
それは、"人間"を学ぶこととも言えます。
「サリー・ドラゴンのタロット教室」は、
月2回の授業から、承っております。
1回の授業料は、10000円です。
授業の日時は、生徒さんのご都合に合わさせて頂きます。
Tarot占いを、お仕事にしたい方、
人生を豊かになさりたい方、
世界を広げたい方、
人間のことを知りたい方、
どうぞ、いらして下さい。



