俺は、この漫画を何回も読み直すほど大好きです。バイクに興味のない子も暴走族に興味ない子も楽しんで見れる作品だと思います。
簡単な紹介をしたいと思います。
もっと深くまで知りたい方は見て下さい。
『疾風伝説特攻の拓』(かぜでんせつ ぶっこみのたく)は、原作:佐木飛朗斗、作画:所十三による日本の漫画作品。1991年から1997年まで、『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載された。題名の「かぜ」「ぶっこみ」は当て字読み。単行本、全27巻。だが、物語としては完結しておらず、打ち切りと思われる。連載終了後、小説での継続が告知され、続編が発表されるが、結局、1巻が出たのみで[、こちらも完結していない。その他、外伝として、小説版3巻が出版されている。時折コマに表記される「!?」、漢字に独自の読み仮名をあて、台詞の途中を「“”」でくくる表現、超人のような不良達の表現が特徴。また、「増天寺ライブ」における描写について、原作者である佐木の徹底したエフェクターマニアぶりからリット・ミュージック社発行の「ギター・マガジン」誌でも取り上げられたことがある。あらすじ・・・所謂典型的な“いじめられっ子”の浅川拓。転校してきた鳴神秀人の“強さ”に憧れた拓は、ついにツッパリデビューを果たすことになる。浅川拓私立横浜港ヶ丘高校に通い、“マジメ”こいて“いじめられっ子”だった生徒。しかし秀人と出会い、相手に立ち向かう勇気を少しずつ持つようになる。その後、偏差値が限りなく0に近い一桁で不良偏差値98といわれる“悪の華”、内部抗争が絶えない不良のふきだまりの私立聖蘭高校、通称「乱校」の1年D組に転校することとなる(本人は進学校の県立聖蘭高校への編入と勘違いしていた)。臆病でハッタリばかりだが、いざというときは冴える。話の流れで「爆音小僧」のメンバーとなるが、外道の秀人、元獏羅天のヒロシ&キヨシ&天羽、美麗の大珠、初代極悪蝶の来栖など、立場の違う人物とよく仲良くなるため、常に厄介な位置にいる。故人である半村誠の面影をもち、それに気づいた一部の人間(特にマー坊)からは庇護をうけている。単車乗りの技術は微妙にあるが、単車が暴走しての交機潰しなど、無茶と偶然に助けられている部分が大きい。だが土壇場では拓自身の選択が成功に繋がっている事からして、潜在的な才能は高い。「灰色の亡霊(グレイ・ゴースト)」編では拓の癖に合わせて組み上げられた爆音Coolストリートスペシャルによって走ることの楽しさに開眼。秋生の予想を大幅に超えたライディングセンスを見せて「化ける」。最終局面ではマー坊によって半ば無理矢理「暴走りの特攻」に指名され、爆音小僧の幹部に。最終回では爆音の特攻服に外道のハチマキ、蠅王の腕章を身につけ、天羽のSR400で特攻、神奈川の族の全面戦争を見事収めた。なお、外見上喧嘩が弱く見られがちだが、本気になるとかなり強く、デブ崎や横須賀のローラーを一撃で倒し”、緋咲とタイマンを張るなど喧嘩の経験値も高くなって行く。夏生曰くスピードの捉え方が誠に似ており、秋生曰く、棲息速度領域はマー坊と同等らしい。パソコンで自作のRPGを作るのが趣味だ。愛車はケニー・ロバーツ号と名付けたFZR250R。その後、エディ・ローソン号と名付けたゼファー400、爆音CoolストリートスペシャルCBX1000、天羽時貞の悪魔の鉄槌(ルシファーズ・ハンマー)SR400、この他に横浜港ヶ丘高校時代には通学用にスクーターを所有していた。爆音小僧・・・横浜の暴走族。通称「ムッチャクチャの爆音」。現在は七代目で、メンバーは聖蘭高校1年D組の生徒だけで構成されている。六代目の頭はアキオの兄の真嶋夏生で、当時は榊龍也や那森須王もメンバーに擁していたが、“暴走りの特攻”半村誠の死により解散する。その後、マー坊とアキオを中心に再結成され、七代目として現在に至る。チームのルールとしてアンパンは厳禁。また、"殺す気の殴り込み"の時には、紫色の襷とハチマキを巻く、という初代からの伝統がある。背中の看板は「天下無敵」「暴走天使」。主な敵対族は「魍魎」、「朧童幽霊」。鮎川真里「爆音小僧」の七代目頭。愛称は「マー坊」「マサト」。聖蘭高校1年D組。拓と同じくらい小柄。大の甘党。拓には初対面の頃から友好的な態度で接している。普段の振る舞いも無邪気な女の子を彷彿させるが、キレると手がつけられなくなる。異常に喧嘩が強く、片手で80キロの人間を持ち上げる程の怪力の持ち主。単車の操縦技術はチームトップ。「相原勇に似ている」というたぐいの指摘を受けると激怒する。喧嘩の決め台詞は「ひき肉にしてやる!」。龍也、武丸とは犬猿の仲。「港洛中」出身。アキオ、晶とは幼馴染。 愛車は誠が乗っていたヨシムラの直管を組んだ真紅のドリームCB400FOUR。タンデムシートにはよっぽど気に入った人間以外は乗せない主義。真嶋秋生 ・・・聖蘭高校1年D組の生徒で「爆音小僧」の特攻隊長兼チーフメカニック。愛称は「アっちゃん」「アキオ」。兄は元六代目「爆音小僧」の頭であるナツオ。マー坊と昔からの親友同士で、彼の事を誰よりも気に掛け、理解している。喧嘩の腕前は爆音2位で、その強力な拳から「ワンパンのアキオ」と呼ばれている。実家が自動車解体業の真嶋商会ということもあり、単車の製作や修理が得意。「港洛中」出身。愛車はSS仕様のKH400。 姫小路良 「爆音小僧」のメンバー。聖蘭高校1年D組。中学時代から「“地獄”のリョー」を自称し、中学では2年ですでに学校の頂点に立っていた。爆音メンバーの中ではアキオに次ぐ程度の実力者。やや好戦的な性格であるが、圧倒的な強者の前には精神的に屈してしまう場面も幾度かある。龍也への敵対意識がかなり高く、衝突した事も幾度かあるが、まともな勝負になった事は1度もない。ミツオとは中学生時代からのマブダチ。「港葉中」出身。実家は姫政寿司という寿司屋。ギター演奏を趣味としており、自分より優れた奏者である桜宮をライバル視している。名言:今ゴタゴタ言った奴、ちっとこぉー愛車はリーゼント風防のGS400E。カズ 「爆音小僧」の旗持ち担当。聖蘭高校1年D組。同じ旗持ちであるジュンジと仲が良く、集会以外でも彼を単車の後ろに乗せて行動している場面が多い。愛車に対しての誇りは人一倍高いが、喧嘩の実力は今ひとつ。どちらかといえば穏健派で、乱校で拓が初めて友達になった相手でもある。愛車はカウルレス仕様のFZR400RRでバラチョン仕様。ミツオ 「爆音小僧」のメンバー。聖蘭高校1年D組。シンナー中毒者であり、前歯が欠けている為、常にマスクをしている。爆音小僧がシンナー厳禁であるにも関わらず、隠れてシンナーを吸引していた事がマー坊にばれ、厳しい制裁を受けた事もある(以降、吸引する描写はない)。「港葉中」出身で、リョーとは中学時代からコンビを組んでいる。入学初日にアキオの愛車を傷物にした事で彼の怒りを買い、乱校で初めて「ワンパンのアキオ」の拳の味わった人物となる羽目に。爆音の準レギュラーの1人だがボコボコにやられる場面が多い。愛車CB400TホークⅡ。滝沢ジュンジ 「爆音小僧」の旗持ち。聖蘭高校1年D組。連載当初は本人所有の単車がない為カズの後ろに乗っていたが、後に免許を取得し自ら単車に乗るようになった。操縦技術は高く、ジャックナイフが得意。また、湘南のチキンレースにおいてはNo.1の記録を持っていた(後にその記録は拓に破られる)。同じ鵠沼南台中(初期設定は西浜中)出身の那智とは旧友で、かつては、透、奈良原の4人でよくつるんでいた。親友である那智が極悪蝶のメンバーである事を爆音の仲間に告げられず、葛藤する事が多かった。結局那智との関係は、物語が終わるまで拓以外の爆音のメンバーに明かす事はなかった。愛車は、左出しの直管仕様(後に規制前のRPM管に変えた)のCBX400F。タカノリ「爆音小僧」のメンバー。聖蘭高校1年D組。ギターに詳しいが本編では実際に演奏している場面は描かれていない。愛車はどノーマルのKH400。ミキヤ 「爆音小僧」のメンバー。真嶋夏生・・・元六代目「爆音小僧」の頭。音速の四天王の1人。「横浜(ハマ)の最速伝説」の異名がある。アキオの実兄。引退した現在は真嶋商会で自動車解体業を営んでいる。鰐淵清美とは元恋人関係。愛車はセリカ 1600GTVと爆音スペシャルと称されるCB1100R。半村誠・・・晶の実兄で故人。音速の四天王の1人。"スピードの向こう側"の世界に魅せられ、誰よりも速く走れると評判だったが交通事故で死亡。彼の死は様々な人に深い影響を与える事となる。正式には「爆音小僧」のメンバーではなくゲスト的扱いだったが、当時ナツオは「爆音小僧」の幹部"暴走りの特攻"として迎えようとしていた。あくまで走り屋である事に拘っていた人物なので、喧嘩にまつわるエピソードは皆無であり、他者と喧嘩した経験があったのかどうかも不明。愛車は真紅のCB400FOUR。その後マー坊が修理し高校入学から使用している。
本編
- 講談社コミックス-Shonen magazine comics版 全27巻(1991年9月-1997年8月)
- REKC版 全27巻(2002年5月-2003年4月)再発版。世界の名バイク・ポストカードのおまけ付き。
小説版(佐木飛朗斗の単独作品。外伝1~3は所十三が表紙、本文イラストを担当)
- 特攻の拓 外伝 疾風伝説の彼方に(1995年1月)
- 特攻の拓2 外伝 解き放たれた野性の天使達(1996年2月)
- 特攻の拓3 外伝 不良少年達の肖像(1996年12月)
- 疾風伝説 特攻の拓〈Version28〉(1997年12月)