こんにちは！
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【ノンデュアリティについて、私の中で生きているものと、手放したもの】
久しぶりの書き下ろしです。
どこかで、書いておいた方が良いと思ったので、
とても手短ではありますが、
ノンデュアリティに対して、今思っていることを
まとめておきます。
本当ににザッとなんですけど、
私は、2019年の冬頃、
「自分」というのは、記憶と思考の集積であって、実体はないんだということに気づき、
それが非二元論（ノンデュアリティ）というものだということを知って、
翌2020年の春頃から、非二元論にハマりました。
そして、ちょうどその１年後に、ノンデュアリティの教科書を書こうとしたのですが、
書いているうちにむしろ、疑問を持ってノンデュアリティから離れました。
そして、そこから間もない２０２２年６月頃、
気付いたら探求が終わっていて、
今はごく普通に生活しているという経緯があります。
でも、非二元論（ノンデュアリティ）を離れたからと言って、
その全てを否定しているワケではなく、
今もハラに落ちて、生活の基本になっている部分は、大事にしています。
そのハラ落ちしている要素というのが、
「自分」に実体はない（ノンデュアリティで言う、「自分」はいないというヤツ）
「自分」がいないなら、思考も感情も自分のものではなく
「自分」がいないのだから、自分でやっていることも何一つなくて、全ては起きるがままに起きている。
という、世界観です。
この最後の、ある種絶望的にも聞こえる、運命決定論みたいな考え方が、
なぜ救いになり得るのかは、
改めてきちんとお話ししなくてはいけないと思っていますが、
非二元に出会うまでの２５年近く、
スピどっぷりで、最後には、スピ難民と化していた私には、これ以上にない救いだったんです。
なぜなら、引き寄せが上手く行かなかったのも、
思うように自分を変えられなかったのも、
自分の思考や波動が低いワケでも何でもなかったということが分かって、
自分責めから解放されたからです。
それは、「自分はない」で成り立つ世界観ならではの解放でした。
でも、「自分」に実体がないとは言っても、
それは究極的な意味合いで「ない」と言っているワケで
思考の上では存在していると、私は思っていますし
普段も、もちろん、私がいる前提で普通に生活したり、モノを考えていたり、話したりしています。
なぜなら、それは脳の大事な働きで、
脳が記憶を編集するのに、「自分」という主人公を立てて、物語を編纂するのが効率的だからです。
（これは、飽くまで脳科学上の推論にすぎず、
さらに突き詰めて言うなら、むしろ解剖学的には、脳の中にはやっぱり、「自分」を司る場所は見つからないそうです。）
究極的には「自分」がいないと分かっても、
何も自然な脳の動きに逆らって生きる必要はないですよね？
ニンゲンは、そうやって情報を効率的にプールして、危機管理し、種を保存してきたし、
個々人を見てみれば、それぞれ個性的なDNAを持っていて、
脳の考え癖もあって、
またそういった個性が外界と情報をやりとりすることによって、
新たな思考回路や、キャラみたいなパタンを作って行きますよね？
非二元論とか、悟りの世界では、そんなものさえ、
思考が作った「ストーリー」として、避けようとする人もいるようですが、
自分１人が気付いたからといって、世間の他の人は、みんな自分があると思って生きているし、
むしろ、社会は「自分」というフィクションで成り立っていると言っても過言ではない。
そういう現実を無視して、ニンゲン社会で暮らしたら、
あっという間にズタボロになるのは、眼に見えてますよね？
だから、普段はもちろん、私も「私は～」的な生活をフツーにしているワケなんですけど、
それでも、究極的には「自分」というものに実体はないということが、ハラ落ちしていると、
「私なんて～」とか
「なんで私って～なんだろう」というところで、グルグルしなくなるんです。
時々、気付くと、頭がそんなことをつぶやいていたりしますが、
少しすれば、そんなつぶやきも流れて行ってしまうし
もしそこに、何か実際的な問題があるなら、
元々ない「自分」を変えようとするよりも
そういう「脳のクセ」みたいなモノを、客観的に見て、
具体策を立てるという、建設的な解決を考えられるようになりましたね。
たとえば、物忘れが激しいなら、忘れても良いように、
明日の荷物を全部玄関に置いておくとか。笑
そうやって、無駄な思考でグルグルせず、
使うべきところで、上手く思考が使えるようになった気がします。
こんな風に、ノンデュアリティの中でも、私は
プラグマティックに、生活の中で役立つところは、大事にしていますし、
逆に、「説明上必要だった方便」としての概念で、
実践の必要はないんじゃないか？と思うことは、どんどん手放しました。
手放したものからはね、正直なところ、不自然なモノとか
無理を感じたんですよ。
例えば、ノンデュアリティの言う、
「時間はない」は究極的には正しいと私も思うのだけれど、
それは「今この瞬間」が一番大事なワケであって、
過去や未来に縛られる必要はないっていうことが
言いたかっただけなんじゃないかと思うんです。
何も、わざわざ、ノンデュアリティの先生に言われなくたって、
落ち着いて考えてみれば当たり前のことですよね？
ニンゲンが本当に生きているのは、「今この瞬間」しかなくって
私たちが過去として認識出来るのは、その瞬間瞬間の、積み重ねの結果でしかないのだから。
未来も、その過去のデータを元に想像した思考に過ぎないですよね？
でも、ノンデュアリティで「時間はない」って学ぶと、
どうすれば時間の感覚が消えるかとかという悩み相談が
youTube配信などでも見られたり、
ブログでも、常に「今ここ」にいようとか、どの瞬間も「今ここ」なんだっていう、
まるで自己暗示（自己催眠？笑）かけているんじゃないか？
と思うような発言があったり、
ついでに言うと、ノンデュアリティの書物とかスピーカーさんたち、
あと、悟りの先生とかもそうだけど、
そういった人や書物から
「本当に理解しているなら、理論の細かいところまで、体得出来ているはずだ」
みたいな暗黙のプレッシャーみたいなモノが来て、
それが私には違和感だった。
だから、そういうお話し会でも、
自分の理解が偽物だって言われたくなくて、
スピーカーの人に、言葉尻を取られないように、
参加者が、言動に神経をとがらせているのを感じたり💧
（ちゃんと探せば、そうじゃない人も、いるかもしれないですがね💧
特に日本で人気のスピーカーさんたちから、そういう印象を私は受けてしまうというのが、正直なところ💧💧💧）
私も、最初はそこに取り込まれていましたし、
もちろん、そういう努力をしてみたこともあります。笑
でも、それじゃあ、まるで教祖と信者じゃない？って、
ある時、ついに思ってしまったのでした。
ホントは、ラクで自然体でいられるための哲学なのに、
そういう様子を見ると、本末転倒なんじゃないの？ってね。
「自分」はいないっていうのだって、
抵抗があるんだったら、別段、無理に納得しようとしなくたって良いと思うんです。
たまたま私は自分で考えていたら、成り行きで気付いただけのことだし、
「自分」を深刻に捉えないというのは、私にとって、この上なくラクなやり方だから、
身体に残ったんだと思います。
でも、それより大事なのは、「自分」を客観視出来たり、
「自分」を始めとする思考に呑み込まれないということで、
それさえ上手く出来れば、むしろ、
その人にとって、「自分」がいても、いなくても、
どっちでも良いことじゃないかと私は思っているんですよ。
自分と距離を取ることに関しては
ノンデュアリティを待たずとも、
昨今の心理学者が、結構良い本を書いてくれていたりしますから、
それはまた、折に触れてご紹介しますね。
・・・そうそう、要するに、スピリチュアルとか、ノンデュアリティとか、
悟りもそうだったけど、
そういったものは、私にとって、「手段」でしかなかったんですよ。
だから、「良いところをもらったら終わり」で良くって、
大事なのは、そのことで、実生活がどれだけ豊かなものになるのか、
そっちの方なんです。
私には、他にやりたいことがあるから。
もちろん、真面目にそういった世界を、
生涯かけて追求する人というのもいて良いし、必要だと思います。
でも、卒業しても良いんです♬
以上、現時点での私の考え方を踏まえた上で、
とりあえず、せっかくなので、笑
私の出発点である「自分」っていない、
思考上にしか存在しないって、どういうことなの？というのを、
明日は、過去記事から、少し紹介してみたいと思います。
ごくごく当たり前のことが書いてあるので、そんなに怖い話でもないし、
FBの友達の方から、分かり易いって言ってもらえたので、
もし興味のある方がいたら、参考にされてみてください。
姉ちゃんを襲っちゃいけないって、
何度叱られても、襲っちゃうのは、
学習能力がないということも、あるかもしれないけど、
キミが「今ここ」の人だっていう証拠でもあるよ・・・ね？💧笑笑
夕べもやらされた、ウリの反省と
見つめられるのが、可愛くて、
キツく言えない、おとしゃんでした。ち～ん💧
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