2023年3月23日のFacebook記事です。
【「良い」も手放す ①成功体験も手放す】
positive thinkingって、今どきは常識ですが、
ポジティヴだろうがネガティヴだろうが、思考であることに変わりないから、
下手にポジティヴにこだわると、
それも結局、人を苦しませることに変わりはないと思うんですよね。
ポジティヴな状態にばかり注目したり、
そういう状態に持っていこうとしたりすると、
そこが基準になってしまって、
「それ以下」が起きた時に、全部ネガティヴになってしまう。
・・・単純に、そういうことだと思うんです。
過去の成功体験を手放した方が良いっていうのも、同じこと。
成功が嬉しいあまり、自分がレベルアップしちゃった気になったり
そこを「自分の最高点」であるかのようにマークしてしまうと、
いつもそこか、それ以上のものを狙おうとして、燃え尽きてしまう
そして、そこを基準に考えるようになちゃうから、日々そこそこ良い仕事をしていても、
「最高」のパフォーマンスじゃないと、
「ダメ」に格下げっていうことが、
簡単に起きてしまうんだと思うんです
成功を喜ぶのはもちろん、良いんだけど、
喜ぶだけ喜んだら、あとは普段の生活に戻れば良いんだよね。
昨日勝利を飾ったWBCの大谷選手だって、あの栄光を、すでに過去のものとして切り替えていて、
「あぁ、だからあんな過酷な世界を生きて行かれるんだな」って思った
成功体験は、良い思い出として、
凹んだ時に思い出すぐらいがちょうど良いんだと思う
失敗から学べるなんて、最近はフツーに言うようになったけど、
そもそも失敗も成功もなくて、
良い悪いなんて、ニンゲンの都合勝手な解釈に過ぎないんだし、
成功が毒になることも、いっぱいある
これは個人的に、身に沁みてます
良いことも手放すって、漠然と言われるだけじゃ、
せっかく手放しても、
落ち着く先を見失って、リバウンドしかねないし、
ニンゲンの脳って、すぐデフォルトを作りたがるから、
同じデフォルトにするなら、
成功体験より、淡々と生きる日々の生活をデフォルトにした方が、
よっぽど良いんじゃないかと思う今日この頃。
「成功」とか「上」とか「良い」も良いけど、
日々の当たり前の生活を大事にする方が、
よっぽど充実して、
楽しくて、ラクで、
しかも理由もなく幸せに感じられるっていうのを、ここ数年、しみじみ実感しています。
….というか、何でもない毎日を、幸せに感じられるようになったら、
上を目指すだの、
もっと頑張らなくちゃだのいう気持ちが激減したんですよね
だって、放っておいても、誰だって、時間を経れば勝手に成長するでしょ
それなら、日々をじっくりと楽しんだ方が得じゃないですか
「あたちは、うえが スキでしけど にゃにか」
おふぇい
②に続く
良かったら、Facebookでも繋がってください♬
「いいね!」ボタンの下の方に、アカウントボタンがあります。
申請の際は、「ブログから」と、一言メッセージをお願いいたします✨️