ごきげんよう,部長です。
 
「子育てでも大変なのに,仕事やあちこち
行ったり,どう回しているんですか?」
と,メッセージを頂戴しました。
 
「部長,影武者いるんじゃない?」
とも言われます。
 
いつも
「エネルギーが余っているんで」
と答えます。
 
部長,エネルギーが宇宙人サイズで
与えても与えても枯渇しないらしい・・・。
 
確かに子育ては大人相手のことより
何百倍もエネルギーを要します。
 
いくら教育心理のプロでも,子ども3人の
育児は,疲れますよ。
仕事で会う子どもたちはその時間だけ
集中して仕事として接すればいいので,
家に帰って24時間接するお母さんに
比べたら屁でもない。
 
育児や介護のような家の仕事は,
ケアギバーと社会学用語で言われる。
一言でいえば,与える側。
 
give,give,give
って,イゲット千恵子さんもこの日,
おっしゃっていたしね。
 
去年,芦屋で受けた伊藤 亜子さん主催の
イゲット 千恵子さんを招致されて開催の
 
午前の教育セミナーと続いて,
女の人生セミナーの2本立てで,
イゲット氏のビジネスマインドと
家庭の切り盛りの仕方を知りたくて。
 
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(こちらは2部の方)
 
冒頭の言葉とリンクしますが,子育ての
主体はもちろん子どもですが,
育てる母親側がしっかりと子どもと自分の
時間軸を掌握していないと,道を誤ります。
 
何が大事なのか,どうしたいのか
というゴールを設定して,子どもごとに
そして家族の中での子どもと自分,
など俯瞰してマネジメントしていくことが
わたしも基本だと思っています。
 
ですので,【ブルームアズ講座】
(講座は7月スタートで準備中です。
ご案内はメルマガで先行していますので,
 
【子育て講座】でも,家族の中の自分,
子どもごとに特別支援計画を立てていく
方法も盛り込んでお話しています。
 
公教育でも特別なニーズが必要な子ども
ごとに支援計画を立てて担当者を決めて
いるのにご家庭でなぜそれをしないか?
それ,保護者の怠慢ですよ!
と,教育者として思います。
 
講座では,家族を1つの会社に例えて,
起業家の目から分析してゆくので,
実にわかりやすい!
 
教育学や社会学の学者たち(教授ね)は
難しい言葉で説明するけれど,イゲット氏は
要点を絞って,わかりやすくひも解いて
ゆかれます。
 
痛快!
 
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頭の良さは,母親からの遺伝だってご存知
でしたか?

衝撃?あは!進化心理学ではデータで実証
されています。
 
だから,わたしたち女性は,少しでも
優勢な殿方を
求めて結婚するのですよ。
というと身もふたもないけど。
 
知能は遺伝しますが,知能の遺伝子の
スイッチが入るのは環境によって左右
されますので,
子育て環境はすっごく大事です。
 
諸外国(欧米やタイガーママのアジア系)
では
子どもの教育のために教育移住もあり
ってお話もありましたが,そうですよ。
 
大学院時代の同僚に外国からの留学生も
多くいまして,普通にママ同士(博士課程に
なるとママも多い)子どもの教育も
研究室でよく話しています。
 
子どもたちが誰と出会うか,コミュニティを
整えることも親の務めだと思います。
 
掃き溜めに鶴,ってあんまりないのよ。
朱に交われば赤くなる,ってかんじ。
 
だから,子育て環境はよくよくよくよく
吟味しないとダメっすよ!
 
もうね,わたしたち親が育った,一律
中流と言われていた古き良き昭和の時代は
終わって,
システム崩壊の平成を越えた天変地異の
令和時代ですから,なおさら。

そして,午後は,女性が海外で起業し,
子育てをなさってきたイゲット氏の
 
スライドの表題がいちいちおかしくって
笑ってしまいます。

やっぱり経験はヒトにとって何ごとにも
勝る宝だなと思いました。
 
イゲット氏が14ものビジネスを同時に
展開しながら
ビジネスが増えるごとに楽になっているとか!
 
1 子育て
2 大学研究員
3 公的機関の相談員
4 子どもの施設
5 プログレス数秘家
6 セミナー講師
7 事務員
8 主婦
と,8つの仕事を回しているだけで
ひーひー言っているわたくしはまだまだです。
 
これ,子育てだけがわたくしの優先順位
1番でして,あとは比率。
この比率は子どもの年齢と自分の
人生の段階で変わります。
 
え?マニアック?
だって,こういうことを分析して研究する
これが仕事だもの・・・。
 
主婦業務は極力しない方向です。
わたしの仕事じゃないもん。
と,家族に言っているので,同意されております。
(「洗濯って面白くないよね」
「俺だってそうだよ」
「じゃあ,洗濯業務はよろしく!」
 
帰り道、STEAM教育って書いてあるでっかい
住宅模型キットを抱えているのは、
何故だろう?
 

アイスランドのデザイナーが作ったこのキット、
イゲット千恵子さんが近く販売開始されるそう。
 
レゴやナノブロックはもちろん、
ペーパークラフトも大好きなわたくし。
 
子どももいつも何かしら作っています。
 
「ママ,写真に撮って」
と子どもに言われておしり探偵の
ジオラマを撮らされた。
 
わたくし,教育センター勤務時代は、
バルサ材で箱庭療法という心理療法で
使う建物一式を作ってました(笑)。
 
神社に教会、ビル、粘土で噴水、滝。
水の質感をアクリルで出したり。
 
勤務時間中に,細部にこだわって仕上げても
「せんせい,それすごいですね!」
とほめられちゃうんだから,すごい職場。
 
理科の先生もいたり、まわりの先生たちも
ノリノリで、毎日、教材研究という名目で
何かしか誰かが創作してました。
 
ギター弾いて子どもたちと歌ったり,
サウンドオブミュージックかよ?
な光景がいつもありました。
 
このキット、子どものお誕生日プレゼントに
しようかと思うのですが、数ヶ月先なので、
たぶん、わたしが待ちきれず、
組み立ててしまいそう。
 
その時はまた、イゲットさんのサイトで
買い足せばいいや。
 
もうまもなく販売されるそうですが,
日本巡業中にも買えそう。
 
と、本と教材には財布の紐が緩くなります。
緩すぎるくらいで丁度いいと思います。
 
家庭教育大事ですから。