ごきげんよう、スピ部長です。
図書館でみつけて、表紙の写真の
美しさにひかれて借りてきた本を
読みました。
カヒミ・カリィさんとお嬢さんを
旦那さん(世界的タップダンサー)が
撮った写真が印象的なのです。
小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから 1,440円 Amazon |
これね。
ついでに、こんな本も出てきたので、貼り付けます。
原発問題に「無関心」なあなたへ。 1,080円 Amazon |
確かニューヨークに移住されたのだと
思いますが、公式サイトでも
よくわかりません。
シブヤ系の音楽のヒトでささやくような
歌声の美女で、憧れの美しいお姉さま
という部長のなかのくくりでした。
41歳で和(にき)ちゃんを出産されて、
時々、女性誌のインタビューで子育てに
ついて答えているのを時々読んだりしてました。
初めて本を読んで、頭のいい人の文章で、
カリッとした芯の強さと聡明さが
光るエッセイでした。
6人きょうだいの3番目で、お母さまを
幼少のころに亡くされていたり、美大進学
希望から写真を学ぶことになったり、
そんなライフヒストリーがつづられています。
テレビを見ることにルールがある家だったり、
「暮しの手帖」を小さい頃から愛読していたり、
桐島洋子さんの本や科学的読み物が
好きだったり、なんか、文化的背景が
微妙にシンクロするんだよなぁ。
60~70年代のホームドラマが好きって
いうのもおんなじだー。
「ムー一族」とか、久世光彦さんの
ドラマなんてハイクオリティで、
再放送が頻繁にされていた昭和の末期
育った世代です。
あの頃のドラマのセンスって
映画から映像(テレビ)に変わった
「トットてれび」の頃だろうな。
「トットてれび」終わってしまって
つまんないなー。
トットチャンネル (新潮文庫) 596円 Amazon |
徹子さんの本、面白いですよー。
(徹子さんの翻訳コメディ劇もおしゃれで
面白くて、泣かせて、すんごく楽しいです)
向田邦子さんとも親交があったんですね。
「暮しの手帖」って、ほんと、子どもにも
面白い雑誌で、センスが光ってました。
「私の日曜日」という読者のお便りコーナーが
大好きで、ほんと面白かったし、
「パリの空の下オムレツの・・・」なんて
エッセイが好きでした。
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる 1,080円 Amazon |
ありがたいことに昔のバックナンバーを
全て読める環境だったので、食い入るように
読んでいたものです。
文章と写真と色遣いにもうセンスありすぎの
たたずまいのある雑誌でした。
今の朝ドラは、「暮しの手帖」の編集長の
お話で、「暮しの手帖」関連の本が
本屋さんに並んでますし、
「暮しの手帖」が数年間に復活されて
ほんとうれしいです。
と、また脱線。
ここらへんの読み物は、また別件で。
カヒミ・カリィさんの
子育てや食のスタンスが
部長と近いなぁと思いました。
やっぱり、知性のある美人が好きだなぁ。
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