朝イチで研修会に出向き、「私は強迫的なところありますから~」とのたまう先生のお授業を拝聴する。

カミングアウトなさっているだけあって、聞いている部長が落ち着かず、2時間半緊張の連続である。


お授業の内容もお人柄もとても丁寧なんだけれども、人間のリズムが違うとかなりなものがあって、くったくた。

以前にこの授業を取っていた方々に話すと、皆さん納得されるので、そう思うのは部長だけではなくてよかった。


くったくたのままふらふら~っと、お昼を取ろうと歩き出すと、なにやらお店の前にワゴンがあるのを発見。

化粧ポーチを物色し、お店の中に入って色違いはありませんか?ときくと、

「ないのよね~。作ってみてはどうですか?」

と誘われ、頭脳がオーバーヒートしてしまい思考能力ゼロの部長ゆえ、

次の瞬間には、手芸教室の方々に混じって、化粧ポーチの型紙を切っていた。

本日、二人目の先生、女優の野際陽子の口調にそっくりなおばさま。

途中、お昼を買いにいって、午後の整体の時間までミシンがけしたり、ファスナーつけたり頑張る。


午後の整体の時間が来たので、中座して整体へ。

朝から数えて3人目となる先生に、施術していただく。

整体院で会ったスピ部員より、どこかリーディングでよいところはないかと緊急のご所望が部長に下る。


オーバーヒートの部長の脳みそを絞ってみた。

「F氏は?」「精神世界の次元が高すぎる」

「J氏は?」「最終手段」

「K先生は?」「日本語が通じる方がいい」

と、次々に看破され、「タロットのマダムKは?」「いったことない」とのこと。


部長もいったことないので、一緒に行くことになった。


中抜けしていた手芸教室に戻って、生徒さんの差し入れでお茶を頂き(なじみすぎ)、

倍速で仕上げにかかる。

千鳥ぐけ、半返し縫い、初めてきいた手芸用語が次々と先生から発せられて、部長固まる。

ミシンがけじゃだめ?

先生に教えていただきながら、なんとかめどがつけられて家で完成させることに。

お礼をいって、待ち合わせた部員と次なる先生のいる銀座へ向かう。


続く