博士の愛した数式  小川洋子著 博士の愛した数式


図書室で見つけて借りた本をやっと通勤電車で本日読み終える。

ひたひたと静かな感動が味わえた本である。


1975年に交通事故に会い、以来記憶が80分しかもたない数学者と家政婦と家政婦の息子さんのルートの物語。

後の登場人物は、義姉と家政婦の所長と歯医者さんとか生活に必要な人々とかなり少ないけれども、

博士の生活にそっとお邪魔したような静寂のある物語だった。


数学から逃げたくて、私大文型受験を選んだくらい数字に弱いスピ部長、定理や数式がいっぱい出てきても???

博士に教えてもらいたいくらいだ。