伊藤若冲を中心とした「プライスコレクション若冲と江戸絵画」展へ閉館50分前に駆け込む。
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=3119
セーフ!セーフ!!
伊藤若冲は、江戸時代の日本画家で、確か京都の八百屋さんに生まれた人である。
野菜の曼荼羅?涅槃図?を書いた人で、羅漢をたくさん造った人でもある。
部長はひそかに、この方の画集をゲットしており、
蛙やら蝶やらのやけにリアルな日本画を見ては、いいなぁと夢見ここちの
ファンであるにもかかわらず、詳細は覚えていない。
実にいい加減なものである。
日本画なんて、誰も見ないだろうと頂いた招待券で、
上野の美術館にこれまた、うほうほとでかけてみたら・・・・
何??江戸ってブームなのか??
平日なのに、人がいる!!
そりゃー、日本画だ、年齢層が高い方々はお休みだろうが、
おじい、おばあ率と同じくらい、若者もいる。
さすがに閉館30分前になると、人もまばらであったが、まだまだじっくり鑑賞とまではいかない。
閉館15分前になってやっとじっくり、満喫できる空間ができたので、のんびり回る。
そして、係りの人に「へいかんでーす。」としつこく追い出されるまで、じっくり味わう。
特に最後のコーナーは、ブライス(アメリカ人のコレクター)がこだわった光が再現されていて、
光によって、日本画がこうも違って見えるのかと、味わい深い展示であった。
光が当たって見える「雪」だったり、風景だったり、なんて日本画は凝っているのだ?
今、気づいたが、この展示、8月27日までだった!
もー、今週までだと思って、タイトスケジュールの強行軍してしまったのが、くやしい位よい展示だった。