←森 絵都著 屋久島ジュウソウ
今日は満月なので、月の光にパワーストーンを当てての浄化の傍らのブログである。
そして、職場の引越し作業でくったくたになりながらも、スーパーでバナナを購入し、先にデパ地下で買っておいたルバーブと煮て「ルバーブデザート」を作って食す。
このデザートは、上記の本に「忘れられない味Ⅱ」という題で出てくる、著者がイギリス留学時の「滞在家庭の奥さん」がルバーブデザートだけはお手製で、最初の一口でとりこになったというのだから、食さずにいられようか。
<レシピ>
ルバーブ2本を5cmに切り、厚めに輪切りにしたバナナ3本位と一緒に鍋に入れて、ひたひたの水を注ぐ。砂糖カップ1と半カップを加えてルバーブがくたくたになるまで中火で煮る(大体20分くらい)。途中で、
アクが出てくるのでとるとよいだろう。冷蔵庫で冷やして、小分けによそって、バニラアイスをのせてできあがり!簡単!!
ルバーブは西洋のハーブで、赤いセロリと言えばわかりやすいだろうか。
日本では「大黄」というが、ルバーブ探しにつきあってくれたスピ部員の薬剤師Bさんに「ルバーブ」といってもピンと来ていらっしゃらないので、「大黄」と言うと「あー、生薬ね!」と納得された様子であった。
実際、整腸作用があるらしくとりすぎると下してしまうらしい。
部長が幼少の頃読んでいた西洋のお話にはよく、ルバーブパイが出てきて、どんな味なのだろうと、思っていたが、このルバーブデザートは、甘酸っぱいコンポートで、冷たくしていただくと、なおおいしい。
甘酸っぱい夏のデザートであった。
で、肝心の屋久島ジュウソウである。
屋久島そのものがスピリチュアルスポットではあるが、そういった記述や旅行記ではない。
それでも、「椋鳩十」とのシンクロにも言及はあるが、むしろ、ジュウソウでの人間模様が面白い。
「椋鳩十」は屋久島のお膝元?の鹿児島県に造詣が深いそうである。
ちなみに椋鳩十の「大造じいさんとガン」は小5の教科書に今でも載っているそうであるが、
このお話、新美南吉「ごんきつね」と同じくらい、部長は涙したものである。
人間模様の中でも、傑作は、帰りの飛行機でのCAのお詫びの口上である。
「エクゼクティブマジックだ。というか、魔性のスチュワーデスだ」!!
秘書検定の面接試験に出てきそうな口上で、著者が思わずメモをしたのもうなづける。