山本小月さんの本に紹介してあった五木寛之の「気の発見」幻冬舎文庫を読む。
五木寛之は、百寺巡礼のテレビや「大河の一滴」といった、おっさん御用達のイメージがあったけれど、
なかなかどーして、おぬしやるのうというくらい、スピリチュアル(精神道)に造詣が深いお方であった。
というより、そちらの大家でもあられるのね・・・。
五木寛之はお風呂に入らず洗髪も一年に一回なんてどーでもいい知識を習得してしまっていて、
汚いおじさまとカテゴライズしていた自分を反省し、五木にはまりそう。
五木つながりで、五木ひろしも慈愛のある顔仏顔だなぁと思うのは私だけだろうか。
気といえば、職場の雰囲気もある。昨日行った職場で、そう思った。
築数年のそのセンター、どこもかしこもきれい。初めて行ったその場所で驚いたのは、働く人々もきれいだったこと。同じ仕事を違うセンターでもしているのに、ぜんぜん違う!
ぱりっとした格好で、「うわっ。きれいな人ばっかり。」と驚いた。
それが常識なのかもしれないけれど、私の働く環境では、白衣だったり、ジャージ姿でOKなもので、
丸の内OL的な格好が珍しいのであーる。
身にまとうものは、その人の雰囲気たち振る舞いにも影響するという美輪様の人間カメレオン説は
あながち嘘ではない。だから、職場の環境が人に影響する。
ボロボロ社屋だからだめというのじゃなくって、きれいに手入れされて使われていれば問題はない。
だけれど、ホコリがたまっていたり、いらないものが混在しているようじゃ・・・。
同じことは、自分の部屋でも言える。
きれいにしているときは、次々にいいことが舞い込んできて、気持ちも上々。
だけれど、一度乱雑になってくると、上手くいくことが上手くいかなくなってくる。
それは、今年の2月にも、身をもって体験したから、よーくわかる。
確定申告に行ったとき、時間に間に合うように会場に向かっていた。
地図でよく場所を確認するために封筒を開いた瞬間・・・
私の源泉徴収票は、ひらひらと大空を高く舞っていた
たった一枚を残して・・・・。会場の目の前で。
悲劇はそれで終わらなかった。
帰路では、当て逃げした車だと勘違いを受け、当てられた車のおにいさんから
怖い顔でいわれのない疑いを受ける羽目に・・・。
幸い(もちろん)、勘違いだって判明したけれど、怖かった。
教訓、部屋はきれいだと気持ちもきれいで、幸運も舞い込んでくる
だから、今日は、職場から、コピー用紙が入っていた収納ボックスを頂いてきた。
これで、お掃除をして、ものを整理すれば、お部屋もきれいともくろみなのだ。