どうも。
お久しぶりです。

kitです。

私のまた、色々と新しい環境に向かうにあたり。
精算しないといけないことがあるようで。
それは、別れを告げた友に。
私の手紙が届いていないかもしれないので…
ここに記します。

本人が見ているかわかりませんが、
私は、2度と関わらないつもりですが。
君の旧友が、関わっていってもいいといっていたので。
連絡先を入れてあったと思いますが。
あとは、あなたの決意と勇気です。

どのようにするのか、どうしていきたいのかを。
あなた自身で決めてください。
伝えたいことがあるならば、彼の住所へ手紙をおくってあげてください。


以下手紙からの引用。


拝啓、残寒の候春はまだ遠いようで、酷寒の日の連続ですが、いかがお過ごしでしょうか。差出人はあえて書きませんが、お察しください。


 あなたが居なくなってから数ヶ月経過致しました。私は、あなたに伝えていないことを伝えようと思い、手紙をしたためています。これは、あなたに対して送っているものなので、他者に見られないようご配慮ください。


 まず、あなたについてのお話です。私は、あなたに対して色んな言葉をかけてきました。あなたが恐れているのは、人から怒られることだと感じます。そして、私があなたに対して心理カウンセリングを行ったところ、過去のトラウマ(強い叱責等)であなたの精神状態が揺らぐことがわかりました。
怒られることをとにかく怖がるあなたに対して私は、優しい言葉であなたに色んなことを伝えました。今のあなたのご両親や周りの方は理解していただけてるでしょうか?それがあなたの弱点だと思います。


怒ることは、時には人を傷つける。ですが、怒った人に悪気はありません。あなたを思い怒ってくれているのです。怒られているのはあなたに対して期待をしているから、頑張ってほしいと願うから怒るのです。怒られていると感じるのではなく、励まされていると前向きにとらえ進んでください。
そんなことであなたは負ける人間ではないです。少しずつでも前に進もうとしているのに、あなたの個性が邪魔をする状態をなんとか緩和させてあげたくて私は、色んな手を尽くして来ました。無駄と思ったことはありません。少しずつ、少しずつでも前に進もうとする姿は私も感心していました。ですが、弱い自分を乗り越えるのには少し時間がかかるものです。あなたの選んだ道であなたの意思で今後は改善できるようしていってください。


私は、あなたに自分でも出来ることがある。人の力を使ってもやりこなせることを知ってほしくて、色んなことをお任せしていました。あなたはしっかりできていたと思います。少し他の人より時間がかかるだけで、あなたが能力的に劣っているなんてことはありません。周りにあなたを理解してくれる人を見つけて、今のあなたが生きやすい環境を作って生まれ変わってください。
もう私は、あなたに関わることはできませんが、あなたのことをしっかり大切なお友達だと思っていました。こうして手紙を書いているのも最後の言葉として受け取ってほしかったから綴っているのですが、なんせ別れ方が別れ方だっただけにあなたに言葉を伝えられませんでした。


今回、このように手紙を書いたのにはもうひとつ意味があります。あなたにお礼が伝えたかったからです。私は、前職で病気を患い退職をし、なんとかアルバイトで生活をしておりました。1番収入がなく辛いときあなたに『普段そんな貧相なものを食べているのはかわいそうだ』と言ってくれて、私にご飯をご馳走してくれたのを覚えているでしょうか?あなたは、私だけにご馳走するのはみんなに申し訳ないからみんなの分をだすといって払ってくれていたのです。あなたは、忘れてしまったかもしれませんが、私は、覚えています。あの辛いときにあなたのその優しさがあったから私は、あなたに対してせめてもの優しさで毎週あなたに電話をし、感謝の気持ちを伝えていました。
あなたは、確かに障害を持っているかもしれません。ですが、あなたに私は、救われた部分があるのです。あなたのご両親に、本当に友達なのかと聞かれたときに、あなたが『これが僕の友達なんだ!』と言ってほしかった。確かに障害を持ってるけど、あなたは私に対して優しさを向けてくれた仲間だと思っていたので、私はあなたに対してできるだけの補助をさせてもらいました。それは、あなたが友達や仲間を作れる証拠でもあると思います。ぜひ、忘れずに次のお友達へいかしてください。本当に助けてくれてありがとう。


そして最後に、私はこの度新たな就職先を見つけることができました。とても長く辛い旅でした。2年と少しの間に、新たな仲間を迎えることもありましたがその代償として優しいあなたを失うこととなってしまったのは、私がまだ人間として未熟だからだと思います。あなたも友達を失って辛いかと思いますが、あなたと長い期間関わった私もとても辛いものです。
ですが、あなたを育ててくれたのはご両親です。ご両親にあそこまで言われてしまうと私もなにも言えなくなってしまうものです。私も弱点だって、苦手なことだってあるんですよ。あなただけじゃない。だから、何事にも前向きに一生懸命に取り組んでください。あなたがより昔より生き生きと過ごしていることを願っています。もうきっと会うことはないと思いますが、
今後のご活躍を期待しています。
そして…さようなら。




敬具



PS返信は不要です。これはあなたに送ることのできなかったバースデーカードのかわりとして受け取ってください。
 過去のお友だちより。


もし、あなたのもとへ届いていないのなら。
それは、あなたの親がそうしたのです。

あなたのもとへその手紙が届いているのなら。

もう一度見直してください。

『私は』関わることはできませんが。
『私ではない誰か』は、関わろうとしているようです。そして、あなたと話がしたいようです。

あなたの意思で。
あなたの想いで。

人と関わっていってください。

これが、私が最後に友達として。
あなたにできることです。

いままでありがとう。