私の見ていた景色は、なんだったんだろう。

どこか霞んで…つまらない世界。

色がなくて、鮮やかさじゃなくて、濃淡で決まる世界。

濃淡が濃ければ、うらやましいって思ってた。

でも、やっと。

私のなかに、見えてきた色は。

何色にも変えがたい色だった。

色は、薄かったけど。

でも、いろんな色を持ってた。

私には、ずっと見えなかった。

自分の色なんてわかんないけど。

でも、私は。

色がなかったんじゃない。

否定され続けて、色を持っているのをわすれていたんだ。

いろんなことがあったけど。

やっと、なにかわかった気がする。

辛いのは、今だけだから。

こっから飛躍してやる。

自分の持った色を色んなところに、持っていくときだ。

変なうそついたって、結局バレる。

なら、本気でぶつかっていく。

そうするしかない。

私の代わりは、私しか居ない。

やっと、視界が開けてきた。

あぁ、よし。

今からがきっと本番だ。

私は、私らしく生きていく。