『あの…覚えていらっしゃいますか?』
『だ…誰ですか?』
『あー。あの私○○と申しますが…』
『○○さんねー。変わったからわからなかった~☆かわいくなったね~☆』
『その、そんなに直接言われると照れます。』
『あ、なんかごめん。』
『あなたにこんなところで会えると思っていませんでした…』
『そうだね、たまたまだもんね。』
『でも、あなたは、相変わらず素敵な人なのままですね。』
『そんな?』
『私からしたらいつまで経っても素晴らしい人です。』
『あ…ありがと。』
『話変わりますが、好きな人とか?つきあってる人とか居ますか?』
『一応ね…でも。会ってないし。』
『形だけ?』
『そうなのかな?なんか、ね。よくわからないや…』
『私が略奪しても良いと言うことですか?』
『いいんじゃないか?なんか、心が凍り付きそうだし…』
『えっ…あなたがそんな事いうなんて…』
『えっ…意外だった?』
『そんな事は、ないですが…ただ、寂しい想いでもされたんですか?』
『まぁ、そうかも。』
『その癖は、変わってませんね。』
読まれてる…。
すごいやと思いながら。
いろいろ察してくれるあの子のこと好きになりそうになった。
そうだよね…。
近くにいるけど遠いから。
遠くにいても近くにいる人もいる。
手を伸ばして届かない。
この気持ちはどうやって伝えようか。
いろんなコミュニケーションのツールがあっても人の心や、気持ちなんて届かないよね。
発言はできても。
想いなんて伝わらない。
文面なんかじゃ伝わらない。
いろんな想いを人は持っているはずだから。
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