結婚したんだ。

おめでとう。

懐かしい…連絡が急にはいってくるなんてさ。

私は、いつも通り冗談を言いつつ去ろうとする。

すると、
『待って…確かめたいことがあるの。』

と、彼女が切り出した。

『私に隠し事してない?』

私は、知らない。と言い残し去っていこうとすると、

『あなた?私のこと好きなの?』

思わずドキッとした。

私は、他人の女に手を出さない。それが紳士だ。

『バカ。私、あなたのこと忘れられないの。』

はっ?と声を出してしまう。

『私の本当のヒーローはあなただから。』

私がか?笑わせる。お前の王子様はもう居るだろ?

『私、あなたの隠し事。知っちゃったんだ。』

隠し事の一つや二つ持ってるもんだよ(笑)

『ありがとう。私を守ってくれて。相方を守ってくれて。』

さぁ?何のことかな?

『あなたに別れてほしいって言われたときあなたのことほんとに信じられなかった。』

昔の話だろ…

『でも、あなたが。私のこと心配して別れてひとりにさせてくれてよくわかったの。あなたのこと大好きなんだって。』

そうか、ありがと。

『だからね、また私から告白するつもりで、あなたに会おうと思ったら、今の彼氏にたどり着いた。』

奇跡だな。ロマンチックだ。

『でもね、それは全部あなたがセッティングしてくれてたんだね。』

あいつ…何しゃべってるんだ…

『そしたら、もちろん周りから大反対されるはずだよね?』

そうだな。

『あなたがいろいろ話を進ませてくれたおかげで何にも問題なく済んだの。』

よかったな。

『そして、結婚前夜にあなたの本当の気持ちを聞いたの。』

全部きいたのか?

『うん…ホントにいろんな感情が混じって結婚どころじゃなかった。あなたに会いたくて…会いたくて…。ホントおかしくなりそうだった。』

ごめんな。でも、もう割り切ってるから。

『違う!!!絶対に違うもん!!私気づいてたの。あなたが別れを切り出した時のあの表情…本気じゃないって…』

そうかもな。気が気じゃなかったかもな…

『好きな人にキライって言うの…。ホントに辛いよね…私の今の相方があなたを脅してたなんて……。』

なぜ?それを?

『聞いたんだ友達から。ほんとに結婚しちゃっていいの?って…』

でも、あいつも悪いやつじゃないし和解してるし、心配するなよ。

『優しいんだね。ほんとに、ばかだよ。聞いたよ友達から…』

なにを?

『好きな人が幸せに暮らしてるならそれで幸せじゃないか?テレビのアイドルみたいなものだ。あの笑顔が好きなんだ悲しませたくないからこそ隠しておけ!!って言ったんだね。』

バレてる。

『だから、お礼がしたいの。家まで来てほしいな…』

まぁ、バレてるなら今更だなわかった。





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