私『ありがとう…。』

彼女『悪いのはすべてあの親なんだから…わたしがあなたのことを口に出したら…殴られた。酷いときには…部屋に監禁された。』

私『そんな酷い目に…』

彼女『だからわたしは無理矢理でもあなたの子供が欲しかった。』

私『だからあんな事を…』

彼女『そう…あなたの寝込みを襲うようなことをしたの。でも…』

私『でも…?』

彼女『バカだよね…ストレスで流産したの…。』

私『なんだか…私は君に何もできなかったと思って情けないよ。』


彼女『わたしなんか…あなたを傷つけてしまった。』

私『なんか…フラフラしてきた…。』

彼女『私の寝室に…ふとんあるから。』

私『わかった…。』

彼女『着いたよ…』

私『ごめんね…ものすごく……………………。』


……………………………………………

彼女『起きたの?』

私『あれっ?』

彼女『おはよう。わたしの旦那様』

私『…。あのさ。これ…』

彼女『これからは悲しい思いしなくても済むんだよ。ずっと一緒。わたしが面倒見てあげるよ。』

私『外してくれ…』

彼女『もう…帰さない。誰にも渡さない…もう…誰にも引き裂かせない。イヤだ…あなたをまた失いたくない。』

私『悲しすぎるから…。そんなこと言わないで…』

彼女『あなたに何がわかるの…愛する人も信用できる親も居なくなったわたしの気持ち…。』

私『頼むから泣かないでくれ…』

彼女『悔しいよ…寂しいよ…辛いよ…』

私『もう…やめてくれ。そんな悲しい顔するの…。』

彼女『好きだよ…大好きだよ。』

私『君を撫でてあげたいけど…この手錠があるからできない。』

彼女『にげない?』

私『わかったから…。』

彼女『外したよ。』

私『ありがとう…な。3年間よくがんばったね。』

彼女『わたしがんばったんだよ…。辛かったんだよ。』

まるで無邪気な子供みたいだった。

そんな豹変してしまうような状態まで至るまでに私が関与しているということが申し訳ない。

あれから結局3日間くらい彼女の部屋から出れなかった。