雨の中に落ちる影  光に怯える夢

色あせた箱にそっとしまい込んだ あなたの指

惜しまれ続ける仏の箱と 欲望の渦

街の端っこまで染み渡る季節の変わり目


木漏れ日が生える顔 灯りがないと映らない鏡

電灯の下に映る歌詞がないと歌えない唄うたい

何処まで行っても終わりがない絵本と絵描き

何処まで行っても始まらないあなたの好奇心


東京湾に原爆が落ちる頃

隣に座る爺さんのことは考えない

今度は何処、あっちはどっちと言い逃れして

恥をかかずに生きる最高のやり方で

君は頭がいい


言葉はいつでも 水を得ない魚のようで

俺はいつまでも栄養不良の頭の持ち主で

もうそれ程ずるい空気も嫌いじゃない

言い訳する言葉や知識もずるく覚えてきた


君に贈ろう 何処にやったかわからない話

笑いを知らない不自由な顔は もうしなくて良い様に

詰めるだけ詰めたバッグはひっくり返すのに一苦労する

ま~いいか 君はもう笑わなくて良いのだから


どう行けば良い この暑苦しい夏を乗り切るには

この圧倒される世間さまを馬鹿にするには

あと 生きようとして残る時間に俺は何をすれば良い

全てを元に戻して熱いお茶でも入れようか


東京湾に原爆が落ちる頃

俺は東京には居ないからもういいのだ

今度は何処、あっちはどっちと言い逃れして

恥をかかずに生きる最高のやり方で

俺は頭がいい