祖父が他界してどのくらい経つだろう

祖父は僕を育ててくれた恩師にあたる

血は繋がってはいないが、本当の意味での敬愛すべき父である


彼は僕に人生とは何かを教えてくれた

家族とは何?

生きるとは何?

そんな会話がいつも行われる家族を想像してみて

万事が万事「禅問答」のようで

晩年ベットの上で、

「おまえには辛い思いをさせたな~。許してくれな。」

何度も泣きながら僕の手を握った


僕は植木の水遣りが日課(課せられた仕事)で

遊びたい盛りの学生時代
少しくらい手抜きをしても大丈夫と。。。

でも彼はそれを簡単に見抜きこういう

「草や、木をみてみ~。水をもらってないって言いよろうが」
「それがおまえには分からんのんか?わからんとおえんめぇ~が」

その当時の僕に当然そんなことが分かる筈もなく・・・
見えるはずもなく

今になって漸く

それが気持ちなのだと。

それが心なのだと。



生きることが死よりも過酷で残酷で

五月雨が僕の頬をつたいたい放題

家族はそこにあるよ

君はここにいるよ

あたりまえにの情事を今噛みしめて

もうあなたが去ってどのくらい経つかしら

経ってもいつも心の中に息づいていて


僕にも子供ができました

あなたの一文字をいただきました

元気ですよ