真夜中の海で裸で浮かぶ

眼を瞑って


はじめは怖いの


でも、優しく大海原は抱(いだ)いてくれる

月が海面を照らし出す

海と一つになる時


忘れもしない

連れて行ってくれるよ


君は一人だけど

一人じゃないんだよ


自由だけど

不自由なんだ


ちっぽけだけど

大きなちっぽけ


潮(うしお)は耳を塞ぎ

眼は恐怖心を閉じ


さ~僕は君と今から一つになるよ
おいで
おいで
おいで





その時、海から手が出て


大丈夫?って呼び戻された

だから帰って来たんだ


あの時、確かに聞いたよ


海の声


また生かされたのね

ありがとう