お月様






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月に向かい白い光りは次第に強くなり






闇夜を照らす明かりは吸い寄せられるように





大地の灯りを呼び寄せているようにも思える










とある日の急行電車の風景…。





始発から、私の隣に20代の女性が…。





次の停車駅から50代くらいの女性が乗車してきて私の斜め前に座った…。





同じ花柄のプリントブラウス…どう見ても同じ物…なんとなく気まずい二人。





あくまでも私的な意見で言えば、着こなしの優劣は明らか…。





だからこそ、人が正しいのか洋服が正しいのかはなんとも言えない。





洋服だけを客観的に見れば20代がターゲットなのだろうと推察する。





しかし50代の方のほうが明らかにその洋服をこなしきっている。





ここ数年、洋服の流行要素であるスタイリングが変化していない。





ボリューム感のあるトップスのシルエットはサイズレスな感覚でボトムはコンパクト&スリム





強いて言えば、ボトムの組み合わせがショートパンツは若年層でスキニーやレギンスパンツは年代の幅が広いということ





洋服のコーディネートはそのバランス感覚が着る人のイメージに合うかどうかで





洗練された着こなしになったり、野暮ったくなってしまったりする。





テクニック的な話をすれば、トップスとボトムの着丈ではショート&ロングの時代があれば、ロング&ショートの時代もあり





ショート&ショートやロング&ロングなバランス感覚はいつの時代もマニアックなイメージが強くなるので、よりファッショナブルなこなしとなって一般的には大衆にウケない。





シルエットに関しても、ボリューム&コンパクトが多い昨今だが以前には、コンパクト&ボリュームの時代があった。





チビTシャツにバギーやフィットラインにブーツカットはその一例である。





上下のシルエットも着丈バランスと同じく、コンパクト&コンパクトやボリューム&ボリュームの着こなしはとてもマニアックである。





但し、洋服として身を包むものと考えれば、時代の流行に左右されることなく、どこまで肌身を出した着こなしができるかは、個人差があるにせよ年齢によるところが大きい。





首もとの開きや二の腕、腰の隠し方や脚をどこまで出せるかなど…。どうしても女性には体型変化に合わせた基本コーディネートが必要になってしまう。





肌を出せるとか出せないとか体型をカバーするとかしないとかは、そのスタイリングの好みによるので必ずしも年齢がすべてではないの確かなのだが…。





ただ、頑張ってる感が出てしまったり、無理してる感が映ってしまうとちょっとどうなんだろうって思います。





ちょうどそのギリギリのこなし方の中にお洒落を求める見方もある。常々書いているけれど、洋服は身を包み隠すものであり、自分を表現し魅せるものでもあるからです。





洋服を理解し、自分自身を知り尽くせばベストチョイスは見えてくるはず。





ただいつも洋服の接客をしていて思うのは、過剰なコンプレックスや先入観が強すぎる方はいつもコンサバティブで新鮮さに欠けたコーディネートになってしまうこと。





それをすべて否定はしないものの、時々もったいないなぁーと感じることはよくあります。





同じ洋服なのに、着る人によって違って見えるのは、それを着こなす人が、きっと洋服に魔法をかけているからだと勝手に思っている今日この頃。





それにしても、路線や鉄道会社によって乗客のカラーやイメージがあるのはなんとも興味深い…。





朝晩はかなり気温も下がってきました。くれぐれも体調管理には気をつけて冬を迎えましょう。










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いつも
ありがとう
ございます(^^)
感謝です☆♪

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お月様